自然豊かな茶房は老舗和菓子屋さんの確かな味!
老舗和菓子屋が営む茶房『末廣堂 光都苑』に行ってきました 赤穂郡上郡町
赤穂郡上郡光都、自然豊かな場所にある茶房『末廣堂 光都苑』に行ってきました。
宍粟市千種町に本店を構える明治33年創業の和菓子屋『末廣堂』が手がけるお店で、モーニングやランチ、こだわりの珈琲、スイーツなど、和洋瀬中なメニューの数々を提供しています。
暖簾をくぐった先には、はんなりとした趣ある廊下が。その先にある茶房への期待が膨らみます。
店内に入ってすぐのところには「末廣堂」自慢の商品が数多く並んでおり、さらに期待値が高まる筆者!
席に座る前に、まずはひと通り眺めたくなること間違いありません♪
店内は洗練さと温かみの調和が取れた雰囲気が素敵すぎました♡開放的な空間に配置されたたくさんの席を前にすると、どこへ座ろうかと思案しちゃいます。
奥には座卓の個室も用意されており、こちらは予約時、12~15名まで座れるそうです。
お店の方とおしゃべりしながら過ごしたい人にはカウンター席がオススメ。
光都の豊かな自然に囲まれたテラス席も。時折聞こえる鳥のさえずりと開放的な空気が心癒してくれます。
今回は種類豊富な「もーにんぐ」メニューの中から、オーナーさんオススメの「窯焼きクロワッサンあんバター」をいただきました。
嚙んだ時に崩れにくくしっかりした生地のクロワッサンは、高級ホテルにも採用されている逸品で、同店自慢の自家製餡子との相性も抜群でした!
ほんのりと香るシナモンも心地よく、ぎっしり詰まった餡子のおいしさに幸せを感じていると、あっという間に完食してしまいました(笑)。
ランチメニューも豊富でどれにしようか迷いましたが、店内に入った時から香っていた匂いに惹かれ、カレーとハヤシライスの「ハーフ&ハーフ」をチョイス。
じっくり丁寧に煮込んだというルーは、甘みがあるのに後味がピリッと辛いカレーと生クリームの風味際立つまったりと濃厚なハヤシ、どちらもコクがあり一皿で2度楽しめます。
デザートには大人気の「パフェ」を。和スイーツの極みのようなその中身は、白玉や求肥、同店の餡子に栗の甘露煮がごろりと入っていて、見た目の期待以上のおいしさ♪
このパフェを目当てに遠方から来店されるお客さんもいるというのも納得です。
「末廣堂」といえば餡子、和菓子です。最中は外の皮との食感を感じて欲しいという思いから、出される前に餡子が詰められます。噛んだ時のパリッとした皮の音が心地よく、外はサクサク、中の甘めのたっぷり粒あんとが口の中で混ざりあって絶妙。
硬めに仕上げられた羊羹は、上品な甘さがさっぱりと一年を通して飽きの来ない風味。和菓子の餡子はどれもさすが老舗和菓子屋だとうなるほどのおいしさです。
冬季にはショコラ羊羹「極み」も登場するそうです。
同店は小豆、珈琲、どちらの“豆”にも厳選されたものを使用していて妥協していないのがこだわり。123年続く創業当初から守り続けているのは、“素材の味を大切にすること”だそうです。
そんなこだわりの詰まった料理やスイーツと、「このゆったりできる空間で寛ぎの時間を過ごしてもらえたら」と語るオーナーご夫妻の心のこもったおもてなしを、ぜひとも体感してください♪
詳細情報
- 場所
- 末廣堂 光都苑
(赤穂郡上郡町光都2-27)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 7:30~17:00
- 定休日
- 年末年始(12月30日~1月3日)
お盆休み(8月13日~15日) - TEL
- 0791-58-1188