800年の伝承行事「御弓神事（おゆみしんじ）」　神戸市北区

　神戸市北区淡河（おうご）町の淡河八幡神社で2月11日、800年の伝承行事「御弓神事（おゆみしんじ）」が行われる。

　悪霊を射払い、五穀豊穣と厄除解除を祈願する行事で、県の重要無形民俗文化財に指定されている。拝殿でのお祓いの後、大的の中央に「鬼」という字を書き、墨で塗りつぶす鬼封じ（的祓い）の儀を実施。氏子から選ばれた4人の射手が計16本の矢を射た後に、36人大的射などを実施。また、無病息災を願う赤米甘酒が先着200人に振る舞われるほか、厄除けの餅まきもある。観覧無料。

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