カレーとプリン♡どちらも両方食べたくなる美味しさ
元町『Scoop(スクープ)』に行ってきました 神戸市中央区
みんな大好きな「カレー」と「プリン」の二刀流で話題のお店『Scoop(スクープ)』が元町にあります。
「Scoopは英語で“すくう”という意味。カレーもプリンもスプーンですくいながらいただくことからこの店名に決めました」と話すのはパティシエの岸本裕里(ゆり)さん。スイーツ部門の開発を担当しながら、副店長としてお店に携わっています。
前身は居留地に合ったエスニックカフェ『ビラブリガーデン』(現在休業中)で、人気の高かったメニューを中心に「スパイスカレーとレトロスイーツのお店」として2019年6月に開店しました。
「実家で食べるような昔ながらのお菓子が好き。子どもの頃から母と作っていた固めのプリンが大好きで、それを目当てに純喫茶巡りをしているうちにレトロな空気感にもハマって」と話す岸本さん。今回、カレーと一緒にプリンも両方いただきます。
カレーはオススメの「香草たっぷりドライグリーンカレー」に決定。セットのドリンクはヘルシーな有機野菜ジュースをセレクト。
日替わりのミニデザートはプリンをいただくため、胃袋と相談し泣く泣く辞退(ちなみにほうじ茶のケーキでした)。
丸い大きなお皿で登場したキーマカレーからは、パクチーの香りとグリーンカレーのエスニックな匂いがたちこめ、食欲がそそられます。
香草はパクチー、大葉、葱の三種、そこにフライドオニオンとカットされたライム、カシューナッツと糸唐辛子が添えられています。
まず、ライムを全体に絞ってから、スプーンですくってみると隠れていたライスに対しお肉が多い! 口にするとゴツゴツとした食感のジューシーな挽肉からは、スパイス強めの香りが広がります。
ひと口食べた後に遅れて追いかけてきた辛さは結構強めで、グリーンカレーがベースだったことを再認識。青唐辛子とココナッツミルク、コリアンダーにバイマックルの柑橘系の香りも。そこに最初にかけたライムがより一層爽やかな風味と酸味を足してくれます。
そして噂のプリンが到着。スプーンでつついてみると、確かに固そう。入刀してもなかなか崩れない手強さ。
「基本的には砂糖と卵、牛乳のみで、香りづけとしてバニラビーンズを少々。生クリームなどを使わず、卵を多めに配合するためこの固さが味わえます」と岸本さん。
プリン1つに全卵1個を使うそうで、確かに凝縮された濃厚な美味しさを感じます。グラニュー糖を強めに焦がしたカラメルソースは、カップをひっくり返した時に皿にとろーりと溢れるよう、ゆるめに仕上げるのだとか。
ほろ苦さがプリンの味を引き立ててくれ、素材の味をしっかり感じながらいただけます。
「若い人には新しさを、知っている方は懐かしさを感じに来て欲しい」と話す岸本さん。店内には昔の喫茶店にあるようなウォータードリッパーもあり、神戸ウォーターを使った水出しコーヒーもいただけますよ。
詳細情報
- 場所
- Scoop(スクープ)
神戸市中央区元町通1-4-12MISXビル103
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:30~19:00(L.O.18:00)
- 定休日
- なし
- TEL
- 078-391-0555