和出汁の風味とスパイスの香りの調和が絶妙な一皿
阪神西宮『和出汁カレー ソラトウミ』に行ってきました 西宮市
阪神西宮駅東口から徒歩2分のところにある『和出汁カレー ソラトウミ』が、5月7日にオープンしました。オープニングスペシャルカレーの提供が終了し、レギュラーメニューが始まったと聞いて行ってきましたよ! [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
元小学校の算数教師であり、スパイス研究家、人気ブロガーでもある“ともさん”が、和出汁とスパイスを合わせるとどうなるのか?という【研究】の成果をそのまま味わえるユニークなお店は、カウンターのみの落ち着いた雰囲気。
店内はスパイスの香りが漂い、思わずすぅ~っと、大きく息を吸い込みます。研究を重ねて完成したカレーはどんな味がするのでしょうか?
カレーは3種類(①和出汁キーマ ②スパイシーチキン ③煮干しポーク)あり、その中から「2種盛」か「3種盛」を選べます。いただいたのは「カレー3種盛」です。
準備をしている厨房にちょっと入らせてもらうと、あぁ、いい香り!それぞれのカレーの香りをはっきりと感じられます。
看板メニューの「和出汁キーマ」は、昆布や混合節、煮干しを丁寧に引いた出汁の香りが贅沢に香ります。ひと口食べてみると、少し甘みを感じる和食を思わせる味わいの後にスパイスが追いかけてきます。
名前に驚く「煮干しポーク」は、煮干し出汁と煮干し粉を混ぜ込んだグレイビーをベースに、最後に煮干しの香りをしっかり移した香味油を垂らすという、煮干しの風味たっぷり!だけど、豚肉とケンカしていない絶妙なバランスがなんとも不思議。
別の器に盛られたのは昆布出汁のうま味が効いた「スパイシーチキン」は、15種類以上ものスパイスを使用し、ピリッとした辛さが心地いい。ポークもチキンもお肉がとても柔らかく、ふっくらと縮まないように下処理にもヒミツがあるのだそう。
どのカレーも出汁がスパイスに負けないようにさまざまな工夫が施され、しばらくしたらまた食べたくなるような味になるまで何度も改良を重ね、微妙な調整を続けたのだとか。アイデアが閃いたら、とにかく調べる→試すを繰り返し、そこからさらに突き詰める‥まさに研究家!
店主の“ともさん”は初めて聞いたスパイスのことや、うま味や香りの話、ご自身が持つ知識を惜しげもなく教えてくれました。学校の先生だっただけあって、例えを交えながら解りやすく説明してくれます。
これからメニューは増えていく予定だそうですよ。次はどんな【研究】の成果が味わえるのか楽しみですね。
詳細情報
- 店舗
- 和出汁カレー ソラトウミ
(西宮市戸田町2-11)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:30~14:00
- 営業日
- こちらで確認を