今だけ!名物「新東京蕎麦」に海老天一尾サービス!
三宮の『麺所 水野』に行ってきました 神戸市中央区
暑くなると冷たいお蕎麦が食べたくなりますよね。そこで、今回は三宮にある『麺所 水野』の人気名物蕎麦「新東京蕎麦」をご紹介します。
お店の発祥は東京・八重洲にあった蕎麦店『水野』。その味が評判を呼び、昭和60年に神戸の百貨店から、続いてホテルからも要請を受け、一緒に働いていた息子さんである水野俊通さんが神戸に出店します。
「当時の神戸にはうどんはあっても蕎麦の文化がない。第一に、蕎麦の命であるつゆが“黒い、しょっぱい”と全く受け入れてもらえなかった」と語る水野さん。
どうしたら美味しさを伝えられるか考えた結果、気候や風土の違いを踏まえ神戸にあう蕎麦を一から研究。お父様の味を継承しつつ、試行錯誤しながら作り続けた結果、「新東京蕎麦」が誕生し、2014年にオープンした同店の看板メニューとなります。
注文後、韃靼(だったん)蕎麦茶をいただきながら待つこと10分。うず高く盛られたお蕎麦の登場に驚かされます。
東京のお店があった八重洲は新幹線のターミナルに位置し、日本中の人が行き交う場所。時折耳にした「どうして東京の蕎麦は量が少ないのに高いの」というお客さんの声が気にかかっていた水野さんは、「美味しいお蕎麦をおなかいっぱい食べて欲しい」という思いから、麺量は通常の1.5倍の300gにしたそう。
海苔とネギまみれのお蕎麦の天にはごま、かき分けると牛肉の時雨煮に大根の千切りが登場。早速おつゆにつけて一口。
のびやかでなめらかな麺肌の蕎麦はのどごし良く、細切りなのでつるつるっと入る。そこにいろんな具材がはまり込み美味しい!
お父様の味を受け継いだきりっとしたつゆは、さすが本場江戸仕込み。龍野の天然醸造しょうゆを使った“返し”の美味しさに感服。
正直、これだけでも充分満足なのですが、たくさんの量を飽きずに最後まで美味しく味わえるようにと用意されているのが4種の薬味たち。いよいよ味変のスタートです。
まずはわさび。つゆに溶かさず、直接麺の上にのせて味わうのがおすすめだとか。寿司のムラサキのようで粋!
次に特製の自家製練り味噌。ほんのり甘く、蕎麦はもちろんいろんな具材に合う!
アミエビの天ぷらをつゆに浮かせれば、香りと風味が増して美味しい!
温泉玉子は最後がおすすめで、まろやかさと濃厚さを楽しめます。
コンセプトは”伝統製法から生まれる創造蕎麦”と語るオーナー。「こんな蕎麦の食べ方あるんだ、こんな具材をのせてもいいのでは?」と常に考えてしまうのだとか。
「参考に書いているけど、好きなように気軽に食べて」と笑うオーナーの、“お蕎麦を美味しくおなかいっぱい食べて欲しい”という思いから生まれた「新東京蕎麦」。
6月21日(水)までの期間限定で「Kiss PRESSを見た」と伝えると、薬味のアミエビ天ぷらを海老の天ぷら一尾に変更してくれるので、ぜひ足を運んでみてください!
詳細情報
- 場所
- 麺所 水野
(神戸市中央区三宮町2-9-2)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 昼 11:30~15:30
夜 17:30~21:30(L.O.21:00)
※水曜日は夜の営業なし
- 定休日
- 木曜日
- TEL
- 078-321-3773