貝汁と百日どりにこだわったFOOD BAR
『Chicken Shells』に行ってきました 姫路市
姫路駅から徒歩10分、繁華街のビル4階にある『Chicken Shells』に行ってきました。
周辺は飲食店やバーも多く、普通に歩いていただけではまず見つけられません。調べていった者だけが辿り着けるお店です。
カウンター6席、4人掛けテーブル席一つと、コンパクトな店内はバーの雰囲気。
場所柄、お値段が気になっていましたが、「貝汁と播州百日どりをメインとしたフードメニューと、お酒が楽しめる気さくなお店です」とオーナー。お手頃な一品料理を提供されています。
”貝汁”を使用したメニューの中で「貝汁ラーメン」を目当てのお客さまも多いとのことで、オーダーしました。
寸胴鍋ほぼ半分ほどに贅沢にアサリを使用したスープは、ほぼアサリと言っていいほどで、調味料は極力抑え、昆布の旨味とバランスの良いしっかりとしたスープとなっています。もちろんアサリもゴロゴロと入っていて、食べ応えあり!
あくまで貝汁がメインということで、麺が主張しすぎないように、試行を重ねて製麺した細麺を使用。ラーメンというよりも、すまし汁のような、身体に優しい味とボリュームが魅力的です。
トッピングには「梅干し」「塩昆布」「三つ葉」「わさび」と、ラーメンにしては珍しい組み合わせです。それもそのはず、オーナーの他店舗で元々メニューとしてあった貝汁お茶漬けが麺でも絶対美味しいはず!と試行錯誤を経て誕生したラーメンだそうです。
さらに味変としてバターを溶かすと全く違う味に!正直、合うのかな?と思いながらも、一口スープをすすると、バターのコクがアサリの塩味と相性抜群です。
スープとして飲み干すのもアリですが、元はお茶漬けと知ったなら、最後は「追い飯」がおすすめ。
先ほどのバターが効いていて、洋風リゾットのようでまたまたびっくり。これはラーメンスタートだからこそ、味のバリエーションが楽しめる1杯となっています。
同店は貝汁メニューともう一つ「播州百日どり」をメインとしています。播州百日どりは、多可町周辺の播州エリアで平飼いされている鶏で、ブロイラーと旨味に定評のある赤鶏系の両方の長所を備えています。100日の肥育期間が絶妙で、若鶏と地鶏の肉質をバランスよく実現しています。同店では「若鶏のささみ味噌づけ刺し」や「鶏きも煮込み」など手の込んだ一品料理を提供されています。
今後は、ちょい飲みができるセットや、コース料理なども構想中とのことで、おひとりでも、気軽に立ち寄れるお店づくりにしたいとのことです。
詳細情報
- 場所
- Chicken Shells
(姫路市魚町31 ハクロビル4F)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 月〜木曜日 18:00〜翌2:00
金、土曜日 18:00〜翌4:00 - 定休日
- 日曜日
- TEL
- 090-3880-5930