カフェで味わう本格的な明石焼き
『タコあしCAFE.』に行ってきました 明石市
明石駅から徒歩5分ほどの場所にあるカフェ、『タコあしCAFE.』へ行ってきました。
おしゃれな外観からは全く想像がつきませんが、お店の名前にもなっているように、本格的な明石焼きを味わうことができます。
店内も、絵が飾ってあったり、ソファー席があったり…と、ほかの明石焼きのお店とは全く雰囲気が異なります。カフェスタイルだと、1人でも気軽に入りやすいですね。
関西の明石焼きのお店で、およそ15年間の経験を積んだ、マスターの長谷崇志さん。去年、地元である明石に戻り、このお店をオープンされました。
一枚一枚、銅板とお箸で焼き上げられる明石焼き。焼き始めると、お店いっぱいにいい香りが広がります。明石焼きに欠かせないお出汁は、昆布と鰹節で毎朝丁寧にとっているんだそうです。
ふわふわの明石焼きは、口の中ですぐにとろけるのに、たまごの味がしっかりと感じられます。一方、出汁は澄んでいて、あっさり。口に運ぶと、昆布のいい香りが鼻に抜けていきます。しっかりした味の生地と、あっさりした出汁の組み合わせがとてもよく、おいしかったです。
コーヒーなどの飲み物とともに堪能できるのも、カフェならでは。甘いスイーツとも、相性が良かったです。
こちらは「アラカルト明石焼きのプレート盛り」。エビ×マヨネーズや牛すじ×おろしネギ、明太子×お餅…など、見た目にもおいしい5種類のオリジナルの明石焼きが並びます。とろとろの生地が、それぞれの食材を引き立てていて、ひとつひとつのスプーンで味わいが全く違います。どちらかというと、夜にビールやワインで堪能したい味でした。
お店のあるエリアは、明石焼きのお店が軒を連ねる激戦区。そこにお店を開くにあたって、内装にこだわり、メニューも工夫をされたそうです。「観光客はもちろん、地元の人にも明石焼きを食べてもらいたい!」とマスター。確かに明石に住んでいると、年に1、2回ぐらいしか食べる機会がありません。アラカルトのように新しい形だと、何度でも食べてみたくなるなぁと感じました。
メニューはこれからも研究を重ね、いかなごや海苔など、明石市の特産品と組み合わせた明石焼きも考案していくそうです。
その他にも、ランチメニューや一品料理などの種類も豊富。カフェとして、ドリンクを注文してくつろぐも良し、お仕事帰りに仲間とお酒で1日の疲れを癒すも良し。「日常的にいろんな使い方をしてほしい」とマスターは話していました。
詳細情報
- 場所
- タコあしCAFE.
(明石市鍛冶屋町4-22)
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- 営業時間
- 11:00~21:00
- 定休日
- 水曜日
- TEL
- 078-920-8722