播磨の小京都にある「蔵カフェ」でかき氷♡
『菊屋蔵』に行ってきました たつの市
江戸時代から続く伝統的な建物や街並みが残る城下町にある『菊屋蔵』(たつの市)に行ってきました。
お店のオーナーは同市にゆかりのある方で、「街に恩返しをしたい」と町家の改修も手掛けており、伝統的な建築方法や風情を守ることで、地域の活性化や景観の保護に寄与されています。
同店も元醤油蔵だった町家を改装し「蔵カフェ」として生まれ変わらせたそうです。
期間毎にメニューの入れ替えがあり、夏季はかき氷と夏の甘味、それ以外の期間は和菓子を中心としたメニューの提供となっています。
まずは『「わらび餅」と「黒蜜きなこ」の「醤油」エスプーマがけ』という、気になるワード満載の一品をいただくことに(笑)。
ぼってりとした特製のわらび餅はツルッとなめらかで、もちもちとした食感が楽しめます。ボリュームも十分ありました。
たつの市の名産品であるうすくち醤油をエスプーマしたソースは、ほんのりとした和風味と、クリームのような食感をプラスしてくれます。食べ進めていくと、中にはほうじ茶のゼリーが!程よい苦味が味に変化をつけてくれる、なんとも嬉しいサプライズです♪
さらに、たっぷりの黒蜜をかけると、口の中に広がる甘さと香りが一層増します。黒蜜の濃厚な甘さが、きなこの香ばしさを引き立てるのもGOOD。
夏らしく涼やかで、繊細な見た目からも和の美しさと雰囲気を感じられ、さらに食感や味わいもバラエティに富んだ逸品でした。
『鶏籠おはぎ「摘」つみセット』は、本日の鶏籠おはぎからお好みの2種類とドリンクのセットです。
お重箱に綺麗に並べられた芸術品のようなおはぎの美しさたるや!"鶏籠おはぎ"は名前の通り、たつのの鶏籠山(けいろうざん)をイメージしており、こんもりした手毬サイズが特徴です。
迷いに迷った末に、今回は「白あん×苺」と「抹茶」を選択。
苺の酸味と控えめな甘さを持つ滑らかな白あん、抹茶は風味と苦甘が絶妙に調整されています。繊細な口当たりのあんと、もちもちとしたもち米は、見事なバランスで、食べる人を魅了すること間違いありません。
「町家の改修は長年掛かったが、たつのに人を呼び込むきっかけにしたかった」と話すオーナーの言葉からは、地元に対する深い愛と熱い思いが感じられました♪
詳細情報
- 場所
- 菊屋蔵
(たつの市龍野町本町32-1)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00〜16:00
- 定休日
- 火曜日、水曜日
- TEL
- 0791-60-2699
- 駐車場
- なし
※たつの市営駐車場などをご利用ください