奥深い版画の世界から“沼る”一点を見つけて
豊岡市立美術館「伊藤清永記念館」特別展「はんが沼-多様多彩な版画の世界展-」
豊岡市立美術館「伊藤清永記念館」で10月28日から特別展「はんが沼-多様多彩な版画の世界展-」が開催されます。
版画には、木版画、シルクスクリーン、エッチング、リトグラフ、アクアチントと様々なテクニックがあります。そこに作家オリジナルの表現も加えられ、版画技法のバリエーションは無限大!
同展では、兵庫県養父市在住の版画家夫妻、ウェイン・イーストコットさんと鈴木道子さんの膨大な版画コレクションから、厳選した約80点を展示します。アンリ・マティス、パブロ・ピカソ、葛飾北斎、横尾忠則、カナダの先住民族による作品など、世界中の多種多様な版画が並びます。
また、11月3日と4日には版画技法「モノプリント」でクリスマスカードを作るワークショップ、11月23日には版画コレクターの夫妻が展示作品・版画の歴史・技法について詳しく解説するトークショー(要申し込み)も実施されます。「関西文化の日」の一環で11月23日は入館無料!
<版画コレクターのプロフィール>
キャピラノ大学(カナダ)で版画の指導をしていたウェインさんと、同大学の版画科から第一号客員芸術家として招聘され、版画制作をしていた道子さんは、養父市へ移住後、豊かな自然の中での暮らしを活かした創作を行っています。現在、日本国内だけではなく海外の展覧会へも出品するなど精力的に活動中。
<記者のひとこと>
版画と聞くと、図工で学んだ彫刻刀で彫る画を思い浮かべますが、いろんな技法で描かれた作品があるんですね~!じっくり間近で見ながら今まで足を踏み入れたことのなかった版画の世界に“沼って”みたい!
詳細情報
- 期間
- 2023年10月28日(土)~12月5日(火)
- 場所
- 豊岡市立美術館「伊藤清永記念館」
(豊岡市出石町内町98)
GoogleMapで探す - 開館時間
- 9:30~17:00 ※入館は16:30まで
- 入館料
- 一般500円、大学・高校生300円、中学生以下無料
- 休館日
- 水曜日
11月16日(木)、11月17日(金) - 関連イベント
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