ビートルズ愛の詰まった自作展示が盛りだくさん!
「ビートルズ文化博物館」に行ってきました 赤穂市
ビートルズを満喫したい、まるごと浸りたい人には絶対行ってほしい場所が、赤穂市にあるのをご存知ですか?
その名も「ビートルズ文化博物館」。ビートルズを「文化」として捉えた唯一無二の博物館です。
ビートルズ世代ではない筆者ですが、前からすごく気になっていたので取材に行ってきました。
まず、入って左は「博物館セクション」。
6つのウインドウには、館長の岡本備(そなう)さんが自作した年代別のポスターと共にコレクションが展示されています。
ポスターは館長さんの頭の中にタイトルが6つ浮かぶたびに作り替えているそう。それに合わせてコレクションも入れ替わるので、訪れるたびに違った展示を楽しむことができます。
入口右は「書籍セクション」。
書籍もコレクションの一部ですが、すべて自由に閲覧可能です。
「椅子に腰かけて自由に閲覧できますが、持ち帰りは不可ですよ~(笑)」と、館長さん。
閲覧・談話スペースには館長が自作したビートルズのDVD(歌詞・訳・コメント付き)が常に流れています。そのクオリティの高さに、つい時間を忘れて眺めてしまいました。
その隣で強烈な存在感を放っているのが、かつて横浜でのイベント「SKY BEATLES CHRISTMAS」で使用されていた「イエローサブマリーン」のモニュメント。幅4メートルもあり、ひと際目を引くことから、この前で写真を撮るファンも多いそうです。
入館チケットのデザインは毎年変わるそう。これはコレクションしたくなりますね!
同館には全国からビートルズと館長を慕って、県外から通う常連さんもいるのだとか。それぞれが思い思いの時間を過ごし、満足して帰っていくそうです。
「まずはビートルズで楽しめる”空間”を提供したい、その中でビートルズっていいなって思っていただければ嬉しい。聴かないと何も始まりませんから」と語る館長さん。
そんな館長さん、自作のポスター120枚と共に、ビートルズの精神を「世界無形文化遺産」として永遠に残すための活動もされています。
CD4枚付きで推定7kgほどあるこの1冊には、ビートルズの「愛・自由・平和」から作り出した「文化」が詰まっています。
「ビートルズが私たちに語り、謳い続けてきた「愛・自由・平和」の思いを、”物”ではなく”文化”として遺したい」と使命に燃える館長さんと話すうちに、筆者もビートルズの事をもっと知りたくなりました。これはきっと「岡本マジック」(笑)。
ちなみになぜ赤穂なのか、赤穂義士の武士「道」とは究極の「かっこよさ」であり、またその権威を恐れない行動も、共にビートルズ精神に通じるからだとか。
そんな同館は5月15日で7周年を迎え、ショーウインドウのポスターもそれに合わせて一新されるそうなので、筆者も観に行きたいと思います♪
詳細情報
- 場所
- ビートルズ文化博物館
(赤穂市加里屋2059)
GoogleMapsで探す - 開園時間
- 11:00~16:00
- 定休日
- 月曜日、木曜日
- 入館料
- 300円(フリードリンク)
- ビートルズ文化博物館 メール
- soy20088@gmail.com
- この記事の地域の天気情報