熱いこだわりで繊細に作られた至極の中華蕎麦
行列のできるつけ麺店の兄弟店『中華蕎麦 しげ田』に行ってきました 神戸市灘区
王子公園に3月にオープンした『中華蕎麦 しげ田』は六甲道で人気を博す「つけ麺 繁田」の兄弟店。オープン初日から行列が絶えないという同店で「醤油そば」をいただいてきました。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
お店正面には兄店のつけ麺繁田から贈られた暖簾が!兄弟の家紋が並んではためきます。
麺のメニューは醤油そばと塩そばに、それぞれ味玉や豚チャーシューなどトッピングが多く入った特製そばの4種類。
家紋がペイントされ同店用にカスタマイズされた、世界に1つしかない食券機で食券を購入します。
店内は大きなL字カウンターにゆったりと10席、和テイストのゴージャスな雰囲気です。
店内に併設された製麵室で、六甲道店のつけ麺用の麺と同店の中華蕎麦用の麺が作られています。兵庫県産の数種類の小麦粉をはじめ、北海道や愛知産など、試行錯誤を重ねた配合でブレンドしているそう。
お願いして程なく醤油そばが出来上がりました。スープの表面に鶏油(チーユ)の膜ができていますが、これはスープを冷めにくくする工夫なんだそう。早速レンゲでひと口すすると、濃い醤油と鰹の香り、そして何とも言えない複雑な味を感じます。
丹波産の鶏がらや豚などの材料を沸騰させない温度でじっくり8時間ほどかけて煮だしたスープと、鰹節をメインに数種類の煮干しを煮だした魚介スープに、特製の醤油だれを合わせているそうです。
麺は細麺。すするとスープが絡んで一緒に口の中に入ってきます。香りや味わい、食感もしっかり。比較的長めの麺をひたすらすすってスープを堪能しました。しばらく食べ進むと麺が若干柔らかくなっていくのを感じます。
丼の端に乗せてある豚チャーシューは、ブライン液に1日つけて柔らかくした後、真空パックで低温調理を施しているそう。そのまま頬張ってもよし、スープに浸して少し熱を加えても食感が変わっておいしかったです。
同じく低温調理された鶏チャーシューは厚みもあるのにとってもやわらか。極太メンマは歯ごたえ抜群で、いろいろな楽しみが詰め込まれた1杯でした。
ここで「和え玉」を注文!替え玉ではなく和え玉です。実はこれも楽しみにしていました。通常の1杯と同じ130gあるそうで、ボリュームを感じます。
鶏油と醤油だれで和えた麺に、ネギ、細切れのチャーシュー、海苔を乗せ、ごま、ブラックペッパーをかけています。
まずはレンゲに1~2杯のスープを麺にかけてほぐし、一気に混ぜ合わせ、そのまままぜそばのように頂きます。鶏油が効いていてコクがスゴイ。
しばらく楽しんだら、スープにつけてつけ麺として、最後にはスープに入れてラーメンとして、3パターンの味を楽しむことができました。
トッピングの鶏つくねもスープに入れて一緒にいただいたのですが、柚子の風味がきいて、これも絶品!2杯分の麺をしっかり完食してしまいました。
時間帯によってはあまり並んでいない時もあるそうなので、次回は塩そばにもチャレンジしたいと思います。
- 場所
- 中華蕎麦 しげ田
(神戸市灘区城内通4-7-12メープル王子公園1F )
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