こんなごはんが毎日食べたい!月見山のオアシスに
月見山にオープンした『Suma KOSelig(スマ コーシェリ)』でランチしてきました 神戸市
須磨離宮公園と須磨海浜公園のちょうど真ん中辺りにある「月見山エリア」。どちらの公園にも歩いて行くことができる上に、歴史的スポットや飲食店も多く、散策にぴったりのエリアです。
そんな月見山に今年の6月オープンした『Suma KOSelig(スマ コーシェリ)』(神戸市須磨区)、老若男女どの世代の人も“ほっとできる”場所と聞いて行ってきました。
「地域交流の場にしたくて」と語るプロデューサーの橘さん。月見山の活性化を願い、「月見山まちづくり情報館」を兼ねる場所に、新たにお店をオープンさせました。
そんな同店のランチは「健康的で美味しい」と話題。素材にこだわった手作りランチをいただきました。
オレンジに輝く卵の乗った「たまごかけごはん」に具材たっぷりの豚汁、選べる小鉢5皿がセットになった「お月見ランチ」。“月見山”の地名にもぴったりの「たまごかけごはん」に使われているのは「蘭王」という種類の卵です。
しっかりかき混ぜて、専用の醤油をかけていただくと…う〜ん、濃厚!ただ濃いだけではなくて、コクがあってまろやかです。鰹節の旨みも加わって「たまごかけごはん」ってこんなに美味しかったっけ?と再認識。これはハマってしまいそうです。
10〜15種類もの中から選べる小鉢は、橘さん自ら仕入れに行くという淡路産玉ねぎを使った和え物や、ナスの煮浸し、旬の果物など種類豊富。その時々の気分に合わせて選べる、ビュッフェのような楽しみがあります。
おかずをしっかり楽しみたい人は「日替わりランチ」がおすすめ。この日は焼肉でした。甘辛いタレに絡んだ焼肉はごはんによく合います。玉ねぎ、もやしも入っていて、さらにセットの豚汁にも具沢山なので、野菜もたっぷり摂れます。こんなごはんが毎日食べたい!と思うメニューです。
子どもや年配者にも優しいお店と聞いて、5歳の娘とともに訪れました。「スマコスキッズうどん」のうどんは、熱々ではなく子どもに優しい温かさ。上に乗ったさつまいもがほっこり甘くて、子どもも「美味しい!」と大喜びでした。
豚汁にも使われているさつまいもは宮崎県の農家から直接仕入れているものだそう。食材にこだわっているところも安心できます。
「お子さんにも選ぶ楽しみを」と橘さん。キッズメニューでも好きな小皿が選べるのはありがたいです。
量と価格を控えめにした70歳以上の方向け「まごころランチ」も用意されています。
店名の『コーシェリ』は“心がほっとする”という意味のノルウェー語。「家族と過ごしたり、1人で息をついたり、心地の良い時間を過ごしていただきたいです」と微笑む橘さん。定期的に開催するワークショップなどのイベントを通して「様々なつながりの場としてほしい」とも。
月見山のNEWスポットは、オアシスのようにくつろげる憩いの場として、多くの人に愛される場所になりそうです。
詳細情報
- 場所
- Suma KOSelig
(神戸市須磨区月見山本町2-5-1)
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- 金~日曜日・祝日
12:00~16:00(ランチL.O.15:00、ドリンクL.O.15:30) - 定休日
- 月~木曜日・不定休
※臨時休は公式Instagramにてお知らせあり