無農薬・無肥料で育てた野菜と米の自然派ランチ
農家のごはんや『八葉食堂』に行ってきました 姫路市
姫路駅から車で25分、夢前川沿いを北上すると赤い煉瓦屋根が目印の『八葉食堂』があります。
市街地から離れた場所でありながらも、自然体で作る旬な野菜を中心にした料理を求めて、ご近所の方はもちろん、遠方からのリピーターも多いのだとか。
店内は4人席が二つと、カウンター4席の全12席で、DIYをしながら作り上げた内装は木の温かみがあり、ほっこりできる寛ぎの空間となっています。
ランチメニューは1種類。自家栽培の野菜の鮮やかな自然な色合いがとても美味しく映えるワンプレートです。
「にんにくの芽佃煮」はにんにくの自然な風味が強くごはんのお供として抜群です。「緑大根ナムル」はシャキシャキとした食感とシンプルな味付けが、さっぱりとした味わい。
「イタリアンケールとパクチーのサラダ」のイタリアンケールは苦みが特徴的かと思いきや、味が濃くヘルシー。パクチーの独特の風味がポイントになっています。
「玉ねぎドレッシングサラダ」は新鮮で瑞々しく噛みごたえがあります。野菜そのものの風味が豊かで、自然の恵みを味わっているような食感でした。「新玉ターメリックかき揚げ」は玉ねぎの甘みがしっかりしていて、ターメリックがアクセントとなっているので、食欲がそそります。
そのほか、「チャプチェ」「大根と新玉の酢のもの」は合間に食べるとそれぞれまた新たな風味や味わいを楽しむことができました。
野菜料理の他に「但馬産手羽元山椒甘辛煮」も付き、たくさんの野菜とお肉のバランスが良かったです。
同店の野菜、ご飯全てが清流”夢前川”から来る大地の恵みそのものであり、自然がギュッと詰まったランチに大満足でした!
年間70種以上の野菜を常時10〜15種類栽培しており、時期ごとに旬の野菜を使用したメニューに変更しているとのこと。旬の野菜をどうアレンジしようかと作る楽しさがバリエーションの多さに表れています。レギュラーメニューがないので、行くたびに野菜の新たな魅力に気付けそうです♪
野菜の移動販売もしており、お客様と対面することで自身のこだわりを伝えたり、直接反応を聞いたり、と農家として真剣に向き合う姿勢が、農作物の出来栄えに反映されていると感じました。今後は食堂以外でも同店の野菜を手軽に楽しんでほしいと、常備できるアイテムを試作中とのことです。
詳細情報
- 場所
- 八葉食堂
(姫路市夢前町宮置349-1)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:30〜15:00
- 定休日
- 月曜日、水曜日、金曜日、日曜日
※不定期で開店する日もあります(Instagramで発信) - TEL
- 080-5319-9915