絶品自家製焼プリンと職人の手しごとに魅了される♪

ギャラリーカフェ『日月長』に行ってきました　淡路市

掲載日:2023/5/6

淡路島国生み神話ゆかりの地『伊弉諾神宮』の前にあるギャラリーカフェ『日月長（ヒツキナガク）』に行ってきました。

店主の大前さんのご主人である陶芸家・大前悟氏をはじめ、陶芸、ガラス、金工、木工、絵画、アクセサリーや家具、靴など多岐にわたる作家さんたちの作品を扱う小さな美術館のような同店。お店の様子や、こだわりの自家製プリンと珈琲についてレポートします。

作品1つ1つを引き立たせるグレーの土壁と、窓からの優しい自然光が温かいギャラリースペース。全国の実力派の作家さんたちの作品は、どれもうっとりするような名作ばかりです。

土の温かみと表情豊かなフォルムが味わい深い陶器。こんなぐい呑みでいただくお酒は味わいも違うのではとイメージが膨らみます。

はかなさを感じるほど繊細な造りのアクセサリーがずらり。身につけた人の魅力を引き立ててくれる素敵な一品と出会えそうです。

しっとりとした革の風合いがたまらない「sLow」の革靴。職人の手で仕上げられた貴重な一足は、お出かけの相棒にしたくなる愛らしさです。

ドリンクやこだわりの自家製プリンを作家さんの器で堪能して、手しごと作品の良さをじっくりと味わってほしいという思いからギャラリーの隣にカフェを併設。

メニューを見ると、ドリンクの種類もこだわりが詰まった充実の品揃えです。珈琲や紅茶だけではなく、淡路島産フルーツの生絞りジュースやアルコールも。淡路島の名店「割烹はと」特製ジンジャーシロップを使用したホットジンジャーやジンジャーエールもおすすめ。
「自家製焼プリン black」590円（税込）
淡路島の放し飼い赤玉卵を使用した「自家製焼プリン」のラインナップは「black」「white」「gray」の3種。今回は「black」をいただきました。黒糖のコクのある甘みと、濃密でなめらかな口当たりがたまらない、食べ応えのある美味しさ！マダガスカル産バニラの風味が豊かな「white」や「gray」も、それぞれの美味しさを味わえるので誰かと来て分け合うのも楽しいかも。
「自家焙煎スペシャリティコーヒーネルドリップ」680円（税込）※ペーパードリップは620円（税込）ネルドリップはお時間をいただくため場合によりできないこともあります
「自家焙煎スペシャリティコーヒー」は、中煎をネルドリップでオーダー。ネルドリップで時間をかけて淹れてもらった珈琲は、濃厚なコクがありつつも、酸味や苦みがまろやかになり飲み心地の良い味わいでした。
こだわりの作品でいただく珈琲は格別
店名がとられた中国の歴史書「後漢書」の故事に由来する"壺中日月長"には、「俗世を離れて穏やかな日々を楽しむこと」や「今いる場所を自分の心次第で理想郷とできる」という意味があるのだそう。

美しい手しごと作品に囲まれて絶品プリンを味わうひと時は、まさに幸せが詰まった宝の壺の中に入ったかのよう。陶器の魅力を目でも手でも楽しむ、豊かで静かなひと時を過ごせます。