神戸で生まれた「伊藤ハム」の歴史を紹介
神戸市灘区備後町に「伊藤傳三(いとうでんぞう)記念館」が正式オープン
伊藤ハム株式会社(本社:西宮市)の創業90周年記念事業として、創業の地である神戸市灘区備後町に「伊藤傳三(いとうでんぞう)記念館」が2月15日に正式オープンしました。入館無料。来館希望者は、電話での事前予約を。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
同館は、140インチの大型スクリ-ンと左右の4面ずつで構成されたモニタ-を用いて、同社の創業者である伊藤傳三氏が生涯を通じて取り組んだ食肉加工産業と食文化の発展を導いた道のりなどを広く紹介・公開する施設です。
伊藤傳三氏は、昭和初期ごろ、神戸でハムやソーセージを見て食べ、これからの日本にはもっと食肉が親しまれて食べられる時代が来ると直感したそう。
また、戦後の栄養が不足している日本人に、動物性たんぱく質が手軽にとれる食肉加工品を提供していくことで、人々の食生活が豊かになり、より健康な人生を送れるようになると確信しました。
その信念のもと、たゆまぬ努力と画期的なアイデアによって革新的な技術開発をおこない、ハム・ソーセージをはじめ多様な製品を生み出して、伊藤ハムの礎を作ってきたようです。
同館は感染症拡大防止のため、見学人数は4名ずつ入れ替え制(最大8名収容可能)。見学時間は約1時間となっています。
<記者のひとこと>
皆さんの食卓に並ぶ「伊藤ハム」の商品の歴史が学べる記念館。「アーカイブビジョン」では、タッチモニターで興味のあるプログラムを選択し、それぞれのあゆみを知ることができます。案内員さんの説明もあるので、気軽に訪れることができそうですね。
詳細情報
- オープン日
- 2023年2月15日(水)
- 場所
- 伊藤傳三記念館
(神戸市灘区備後町3-2-1 ジオ六甲道1F)
GoogleMapで探す - 開館時間
- 10:00~16:00(見学時間は約1時間、入館は15:00まで)
- 見学人数
- 4名
※入れ替え制
※電話での事前予約制(来館の前日まで) - 休館日
- 土・日・祝祭日、お盆、年末年始など
- 入館料
- 無料
- TEL
- 078-851-8687(受付時間:平日9:00~17:00)