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時代とともに変化した「雛まつり」の歴史を紐解く
日本玩具博物館 特別展「雛まつり~江戸から昭和のお雛さま~」姫路市
姫路市の『日本玩具博物館』では、2月4日から雛まつりの多様な世界を紹介する特別展が開催されています。4月16日まで。
40組の歴史ある雛人形を展示
この特別展は、博物館が管理する500組以上の雛人形の中から、時代の移り変わりや地域の違いなどを切り口に、様々な表情の雛人形をセレクト。江戸時代後期から昭和時代に、主に江戸(東京)や京阪(関西)の町家で飾られていた40組の雛飾りを一堂に展示しています。
雛人形の起源は平安時代にさかのぼりますが、3月3日に雛人形や雛道具を飾ったりする風習が定着したのは江戸時代に入ってから。当初簡素で自由なものであった雛飾りは、雛まつりが盛んになるにつれて少しずつ雛人形や諸道具の種類が増え、賑やかなものとなっていきました。
こちらは「江戸」と「明治」のお雛さま
特別展では「屏風飾り」や「段飾り」などといった様々な様式の雛人形を見ることができるほか、地域によって異なる飾り方や雛人形の種類を学芸員から学べる解説会なども実施されます。
<記者のひとこと>
最近はかわいくて簡単に飾ることができる雛人形が増えてきましたが、時代や地域の色を感じる歴史的な雛人形をぜひ見比べてみたいですね!
詳細情報
- 開催場所
- 日本玩具博物館
(姫路市香寺町中仁野671-3)
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- 営業時間
- 10:00~17:00
- 休館日
- 水曜日(祝日の場合は開館)
- 入館料
- 一般 600円(団体 540円)
高校・大学生 400円(団体 360円)
子ども(4歳以上)200円(団体 180円)
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