あの『ボロスタ』のボロネーゼが食べられる!三宮に新店登場
『ボロネーゼとミートソースの違いを教えてあげる』に行ってきました 神戸市中央区
今年1月にオープンしたばかりのパスタ専門店、『ボロネーゼとミートソースの違いを教えてあげる』(神戸市中央区)に行ってきました。
オーナーの笠井聰一郎さんは神戸の飲食店で勤めた後、独立。元町、三宮を中心にビストロやバルなど複数の店舗を経営されています。
「2021年、三宮に『ボロスタ』というバルをオープンし、そこで提供するボロネーゼのパスタがおかげさまで評判が良くて。お酒のアテではなくボロネーゼだけを食べられる専門店を作りたいと思いこの場所を選びました。ラーメン屋さんのように気軽に食べにきて欲しいです」と話す笠井さん。店頭で食券を購入し、カウンターでいただくスタイルなのはそうした思いからなんですね~。
今回は一番人気だという「熟成チーズ(240g)」をセレクト。240グラムというと一見多く感じますが、生パスタのため実際の量は変わらないそう。逆に乾麺の100gは茹でることで180g程に膨らむらしいので、約1.3倍のボリュームというわけです。
オーダーから5分ほどで出てきたパスタは想像以上の美しさ。雪のように真っ白なチーズが、うず高く盛り上がっています。
「塩気が少なくマイルドなグラナパダーノを使っています。まず、かかっていない下の方を食べていただいてから、チーズを崩してお楽しみください」とのこと。
コシと弾力の強い極太麺は、北イタリア伝承の高級パスタ「ビゴリ」。その最大の特徴は表面のザラザラ感で、ソースがしっかり麺に絡みついてきます。
そして、そのソースが美味しい! 味の秘訣を訊くと、「玉ねぎ、セロリ、ニンジン、しめじをじっくりと炒めたソフリットをベースに、牛肉を焼き上げた鍋底の焦げや旨味を赤ワインでこそげ落としながらデグラッセしたものです。丸2日以上かけて手作業で作られるので、深みのあるソースに仕上がります」とのこと。本格的です!
そこに挽肉ではない、角切りにしたごろごろの肉々しい食感が加わり、どんどん食べ進んでしまいます。
飽きてはいないのですが、せっかくなので味変タイムに突入。まずはガーリックオイル。フライドガーリックも一緒に底からすくい上げ、たらーりひとさじ。すると濃厚ペペロンチーノのような味に変化し、これもいい!
続いて辛みオイルにも挑戦。こちらは本当に辛いため1~2滴で十分の刺激です。でも入れ過ぎても大丈夫!チーズで辛味の緩和が可能です(チーズは残しておきましょう)。
そしてそして!オイルを両方混ぜて食べるとまた美味しい!気づけばオイルの辛さにも慣れてきて、ちょこちょこ配分を変えながら一口ごと食べ比べてみた結果、ガーリックと辛みオイルは2:0.5がオススメ(あくまで個人の感想です!)。
自分好みのボロネーゼを見つけに、口中調味を楽しんでくださいね。
詳細情報
- 場所
- ボロネーゼとミートソースの違いを教えてあげる
(神戸市中央区三宮町1-9-1三宮センタープラザ東館B1F)
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- ランチ 11:00~16:00(L.O.15:30)
ディナー 17:00~21:00(L.O.20:30) - 定休日
- 無休
- TEL
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