昭和レトロな町家を舞台にマルシェや写真展など多彩なイベント

町家の魅力に出会える「町家の日 2023」姫路市でも開催

3月8日の「町家の日」を中心に、3月4日～12日までを「町家WeeK」として町家のアートギャラリーや、伝統工芸のワークショップ、お茶会など各地でイベントが開催されます。

「町家の日」とは、1日に2件の町家が姿を消している状態を改善したいと、町家の保全と流通を推進する市民ネットワーク組織「京町家情報センター」主催で2017年にはじまった取り組み。
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京都をはじめ全国に残る町家の魅力を発信すべく、毎年3月8日を「町家の日」として設定し、様々な企画を実施しています。7年目にあたる今年は初めて対象の地域を近畿・北陸以外にも拡大し、兵庫県では姫路市でも開催。

築200年の加古家（姫路市野里）では古本販売の「陽文庫」や肌にやさしい日用品が並ぶ「あさのは商店」が出店、あぼしまち交流館（姫路市網干区）では寺下建築写真事務所による網干に残る町家や風景写真展など、姫路市にある30か所以上の町屋を対象に、様々なイベントが行われます。

また2月20日までは、町家の魅力をより多くの方々に知ってもらうため「町家をおもしろく」をテーマに「町家川柳」も募集中。受賞作品は3月12日（予定）に「町家の日」の公式サイトで発表されるそうです。
加古家
＜担当者コメント＞
全国各地の町家を巻き込み、まだまだ町家に興味を持てていない人たちに対して、その前後複数日にわたって、町家に興味を持ってもらうきっかけづくりを行っています。「町家の日」を通して、町家の魅力、世界に誇る日本の文化を私たちが見つめ直し、日本に残したい風景と心を未来につなぐきっかけを作っていけると嬉しく思います。

＜記者のひとこと＞
普段何気なく通っている道にある町家…。このイベントでは町家の中をみて、その魅力に触れることができます。各所で様々なイベントが開催されるので、巡ってみるのも楽しそう！

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