大口ガブリ!肉肉しいのにさっぱりしたパティが魅力
2月にオープンした『hare ma ハンバーガーと、コーヒーと、』に行ってきました 神戸市東灘区
阪神御影駅周辺の喧騒から少し離れたところにある『Hare ma ハンバーガーと、コーヒーと、』は、ハンドチョップで仕上げるパティが魅力のハンバーガーショップです。
築約100年の長屋をリノベーションした建物は、ゆくゆく宿をオープンすることも見据えた和のレトロモダンで、どこか懐かしさも感じる造り。正面の壁には引退した店主のおじいさんのたまご屋「眞島商店」の屋号が!
広い店内はソファ席あり、1人席もありの約20席。大きな窓からは中庭も望めて、ついつい長居したくなる雰囲気。中庭には自由に出られるようになっており、取材中もお子様連れのご家族が楽しそうにくつろいでいました。お庭で食事をいただくこともできます。
ランチメニューから、今回はお店のルーツでもある「たまご屋さんバーガー」をお願いしました。パティと共にレタス、トマト、玉子が分厚い串刺しになっています。
食べ方のガイド通り、テーブルに備えてあるバーガー袋に包んで、大口でガブリといきます。が、分厚いので一口ですべては入ってきません!最初に来るのはやはりパティの肉々しい噛み応え!
牛肉は肩ロースを塊で仕入れ、筋や脂身を取り除き、ハンドチョップで極あらびきにします。挽き具合をあえて均一にせず、食感を楽しめる部分はそのまま残すなどの加減ができるところがハンドチョップの魅力なんだとか。つなぎも一切使わず、塩で粘りがでるまで練ってまとめ上げたパティは、肉の旨味がしっかり感じられます。
半生で焼かれた玉子も存在感あり!
おじいさんが持つ独自のルートから仕入れた、市場には出回らないSSサイズの卵が使用されているのですが、なんとこれ若い鶏が最初に産んだ卵なんだとか。白身が小さいので黄身の風味がより濃く感じられます。
バンズがまたモチモチでしっとり。西宮の『パンの実』に発注したバーガー用のもので、富士山の溶岩窯によって短時間で焼くので、水分量を損なわずふっくらと仕上がるんだそう。
ハニーマスタードの爽やかな香りはしますが、他にソースを使っていないので肉や玉子の味をしっかり楽しめるバーガーでした。
ポテトは軽くサクッと揚がっていて、かつ細いのにホクホク!ミニサラダもついていました。
ドリンクは「はれまブレンド」のアイスを注文。深煎りのビターさの中に少しフルーティさも感じられるようにとTAOCA COFFEEにオーダーしたオリジナルブレンドです。これは、古き良きものとの融合というお店のコンセプトにつながる考えで、流行りも取り入れつつ場所に寄り添った味にしたかったのだそう。
8時開店から11時までのモーニングメニューも好評とのことで、おすすめの「たまご屋サンド」をテイクアウトさせていただきました。バーガーと同じ生地のミニバンズに、大きめにカットした白身と裏ごしした黄味で作った卵感たっぷりの具。小ぶりながら満足感のあるメニューでした。
ハンバーガーメニューは現在、春限定の桜エビたまが登場!半生たまごに桜エビと出汁が加わった和の味わいだそう。今後も季節ごとに限定メニューが出るとのことでそちらも楽しみです。
眞島さんご夫婦がとても気さくで、温かく迎えてくれます。引退されたおじいさんご夫婦もお店を手伝われていて、アットホームな雰囲気が魅力的なお店でした。
詳細情報
- 店舗
- Hare ma ハンバーガーと、コーヒーと、(ハレマ)
(神戸市東灘区御影本町4-6-3)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- モーニング 8:00~11:00
ハンバーガー 11:00~18:00(L.O.17:30)
※テイクアウトは17:30まで - 定休日
- 不定休
- TEL
- 078-940-2819
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