薬っぽさも苦みもなし!美味しい薬膳養生ランチで心も整う
薬膳カフェ『KUN CAFE』で「薬膳養生ランチ」を食べてきました 淡路市
淡路市志筑にある『KUN CAFÉ』では、苦みやくせが強いと思われがちな薬膳のイメージが変わる、体も心も癒されるような美味しい「薬膳養生ランチ」が楽しめます。
お店の場所は、国道28号線の志筑交差点から県道88号線に入ってまっすぐ進み、八幡前交差点の手前右手側の角のあたり。
程良く自然光が入り、落ち着いた明るさの店内はノスタルジックな雰囲気の古民家で、静かな時間を過ごせます。ランチの器や店内にある陶器や磁器は、陶芸家でもある奥様の作品なのだそう。
お水は季節のハーブウォーターで、今の時期はローズマリーがさわやかに香り、すっきりと癒されました。
ランチは「3種の豚ランチ」、「特別丼ランチ」、「季節の養生野菜だけランチ」、「体質改善薬膳がゆランチ」、「体質チェック付き養生野菜だけポタージュスープと天然酵母パンランチ」の5種類。どのランチにも、五行の副菜5品、季節の副菜1品、薬膳茶、一口デザートとドリンクが付いてきます。特別丼ランチと体質チェック付きランチは前日までの要予約。
今回いただいたのは「3種の豚ランチ」。メインは、玉ねぎの甘みたっぷりのハヤシライス、レタスの下のたれと絡めて食べる豚丼、ごぼうと人参の和キーマカレーの3種を楽しめます。豚肉は抗生剤・ホルモン剤不使用の生肉を使用されているそうで、旨みが凝縮した味わい。特に豚丼は、厳選されたこだわりのお醤油の甘みが際立って、とても満足感がありました。
副菜も一つ一つが丁寧に作られていて、どれを食べても薬っぽさや苦みはありません。中医学理論に基づいた5つの味、5つの色の組み合わせ「五味五色」の副菜を食べることで、五臓六腑にいきわたるように考え出されたのがKUN CAFE流薬膳養生ランチ。実はこの副菜こそが「薬膳養生ランチ」の肝なのだそうです。
食後の一口デザートは、淡路島ヨーグルト。淡路島なるとオレンジのマーマレードがのっていて、すっきりした自然な甘みを感じます。コーヒーもコクがあるのにすっきりしていて、こだわりの一杯。
料理や素材についてしっかりと説明してもらえるので、ゆっくり食事できる日に行くのがおすすめ。世界中医学連合会認定の国際中医師の資格を持つ奥様が、それぞれの素材の効能をとても分かりやすく教えてくれるので少し得した気分になります。
定期的に体や食事のことを相談しに来たくなるお店です。ただ、「お子さんのことを気にせずに美味しくて優しい養生ごはんをじっくりと味わってほしい」という思いから、12歳以下のお子さんは入店できません。ゆっくり食事できる日に来店し、お家の食卓にも取り入れてみてくださいね。
詳細情報
- 住所
- KUN CAFE
(淡路市志筑1883)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 11:00~17:00 (ランチ開始は11:30)
- 定休日
- 月曜・火曜・水曜
※定休日以外にも東洋医学の講座等で、ランチ・カフェがお休みになることがあります。
- TEL
- 0799-62-1353
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