『8』の字のようにご縁を結ぶ島の魅力のアンテナショップ
「omiyageya HATCH(おみやげやハッチ)」行ってきました 淡路市
淡路市佐野にある淡路島七福神霊場の総本院で、大黒天をお祀りする「八浄寺」。そのお隣に、淡路島のお土産や特産品の販売とともに、島内在住作家の作品紹介や観光情報も発信する『淡路島のアンテナショップ』があります。
これがそのお店「omiyageya HATCH(おみやげやハッチ)」。昨年4月にオープンしました。八浄寺の「瑜祗七福宝塔(ゆぎしちふくほうとう)」がすぐ近くに見えます。
ゆったりと落ち着いた印象の店内。入ってすぐ右手にあるドリンクスタンドでは、テイクアウトのドリンク類が提供されます。
同店自慢のコーヒーは、地元・佐野地区のコーヒー職人が焙煎した豆を使用した“HATCHブレンド”とも言うべき一品。スッキリとした酸味が特徴で、飲みやすいお味です。
またスタンドのカウンターには、近隣のスイーツ店のフィナンシェや島内メーカーのドーナツなど、この店ならではのスイーツ類が並んでいます。
ずらりと並ぶ淡路島のお土産物の数々。オーガニック野菜、海産物や果物など特産物の加工品、それに島名産のお香など、ていねいに厳選されたラインアップなのが見て取れます。
奥には、様々な島内ブランドや作家による雑貨類が並びます。貝殻のアクセサリーや石鹸、工芸品等、実にバラエティ豊か!
またディスプレイも、店舗に集まる作家の手により施されています。
この店のオーナー・堀内照美さんは、ふだんはNPO法人『島くらし淡路』のメンバーとして淡路島への移住相談を担当。島での人の繋がりをとても大切に考える人です。同店では堀内さん、移住者など5人の店長が、観光客や地元の人を迎えてくれます。
「単なるお土産物屋でなく、いろんな人が関わり交流できる場所にしたい」と話す堀内さん。淡路島の頑張る雑貨作家や店舗のポップアップストア的な要素や、実店舗を持たずに活動する人たちの支援・情報発信という観点からも、同店の運営に熱心に取り組んでいます。
店の一番奥、日当たりの良い場所に置かれた大きなテーブル。誰でも自由に使用できます。コーヒーを飲んだり、コワーキングに利用したり。知らない人同士が、いつの間にかおしゃべりを楽しんでいることもしばしば。
店名の「ハッチ」は、八浄寺のお隣という理由の他に、船のハッチ(船舶の人や貨物が出入りするための開口部)のように、多くの人たちが集まる場にしたいとの想いから名付けたそうです。
淡路島の人と物とが数字の『8』の字のように無限に繋がるお店。そんな願いを込めたロゴが描かれた垂れ幕が、同店の目印です。
詳細情報
- 場所
- omiyageya HATCH(おみやげやハッチ)
(淡路市佐野830)
GoogleMapで探す - 開店時間
- 10:00~16:00(平日)
9:00~16:00(土日祝)
- 定休日
- 月曜日、木曜日(祝日の場合は営業)
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