明石の人気店が神戸元町に移転リニューアル!
『中国菜おおつか』に行ってきました 神戸市中央区
元町駅から歩いて5分ほどの場所にある『中國菜おおつか』。知る人ぞ知る人気の中華料理店が、2022年7月に明石から移転してきました。
オーナーシェフの大塚浩太さんは、ホテルオークラの『桃花林』や『神戸元町別館牡丹園』で修業を重ね独立。明石で人気を博した後、もっと腕を試したいという思いもあり、南京町にほど近いこの場所を選んだそう。
「高級な食材を使えば美味しくなるのは当然。でもそこにはコストがかかり、お客様に安く提供できない。ハレではなく日常に美味しい中華を味わって欲しいから、普通の食材で一流の味に近い料理を提供します」と話す大塚さん。今回はメイン料理を選べるランチセットから人気の2種をいただきました。
こちらは人気No.1メニューの「酢豚(黒酢)」。運ばれてくると豊潤な黒酢の香りが一面に漂います。ごろっとした大きめの豚肉にとろりと絡みつく餡は、鼻にツンとこない優しい酸味とまろやかな甘さ。
「黒酢の配合に試行錯誤し漸くたどり着いた味で、現段階では最高の仕上がりだと思います。片栗粉はやや多めにし食材の旨味をしっかりと閉じ込め、野菜を細切りにし少なくすることで水分も出ない。豚肉の美味しさをたっぷり味わってください」という酢豚は、人気が集まるのも納得の味でした。
次に人気だという「海老のマヨネーズ和え」は女性客の注文が多いとか。レモンの香りと酸味を強めに効かせた、さっぱりとしつつもこくのあるマヨネーズソースが美味しい!
相性抜群のカシューナッツは粗めに砕かれており、海老との食感のコントラストが楽しく、食べ進めても飽きません。
セットについてくるご飯は西区のこしひかりを使用。浸水から蒸らしまで時間を正確に計算しガス釜で炊きあげているそうです。
スープ、サラダ、香の物、デザートが付いてバランスが整ったボリュームのあるランチセットでした。
単品の料理もいただくことに。オーナー自慢の「焼売」は粗びきの豚肉が肉々しく、とろとろ玉葱の食感と甘さが合わさり美味♪
八角の香りが鼻腔をくすぐる「よだれ鶏」は、特製の辣油が決め手。5種類の唐辛子をブレンドし辛みと甘みを調整、スパイスで香りづけし、白練り胡麻のまろやかさが加わった奥深い味が楽しめます。
口に含むと、しっとりと水分を含む柔らかな鶏の美味しさに驚きました。が、特製辣油が結構辛い!“美味しいけど辛い、辛いけど美味しい”のループにはまる一品です。
「メニューになくても食材があれば作ります。いろいろなご要望にできるだけお応えしますよ」と話す大塚さん。一流店で磨いた腕による美味中華を是非とも味わいにきて。
詳細情報
- 場所
- 中國菜 おおつか
(神戸市中央区栄町通3-6-19浙江ビル2F)
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- 11:30~14:30(L.O.14:00)
17:30~22:00(L.O.21:30) - 定休日
- 水曜日
- TEL
- 078-595-9975
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