高知発の名物「玉子焼きめし」で話題沸騰のラーメン屋
『らーめんチョンマゲ神戸三宮』に行ってきました 神戸市中央区
三宮駅から山側に歩いて5分ほどの場所にある『らーめんチョンマゲ神戸三宮』に行ってきました。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
店主の宮﨑直人さんは高知県出身。帰省時に立ち寄った同級生が経営する店で「玉子焼きめし」の美味しさに出会い、「神戸でこの味を広めたい」とのれん分けを希望。2019年に元町で開業し、続いて2021年4月に三宮店をオープンさせます。
「ネギもチャーシューも入れない、ごはんと玉子だけのシンプルな焼きめしです。ごまかしが効かない分、材料や作り方にこだわった秘伝の味を是非味わってください」と自慢の一品に期待が膨らみます。
程なく出された熱々の焼きめしは黄金に輝く美しさで、艶やかに光るお米に卵がまとわりついています。早速レンゲで焼きめしのドームを崩し、すくってみたところ「あれ?」と。パラパラじゃないことに気付きます。
「美味しい焼きめし=パラパラ」の思い込みを払拭し、口に運ぶと「ん?」とまたもや裏切られます。お米の一粒ひとつぶが水分を含んでおり、しっとりふんわりとした食感! そこに玉子のコクのある旨味とごはんの甘さがしっかりと感じられるのです。
これは美味しい! 思わず作り方を訊くと「基本的には卵液に浸したごはんをラードで炒めます。でもそれ以外は企業秘密です」と、ニヤリと笑みを浮かべる宮﨑さん。
シンプルゆえ味の変化も楽しめるよう、海鮮出汁が香るポン酢とニンニク酢の2種類のたれも用意されています。特にニンニク酢はベトナムの調味料をヒントに開発されたもので、玉子焼きめしの風味をがらりと変えてくれます。
味玉(120円・税込)やワンタン(230円・税込)などのトッピングも
一緒にいただいたのは塩ラーメンの「零(ゼロ)」。昆布と鰹の豊潤な香りが漂う透き通ったスープを口にすると、塩の甘みと出汁の旨味をしっかりと感じます。更に表面に浮かぶ香味油によって味が深まり、改めて糖と脂は最強のコンビであることを思い知られされます。
低温調理で仕上げた柔らかな鶏むね肉と、手のひらほどの大きな豚肩ロースの2種のチャーシューはとてもジューシー。2日以上かけて仕込んだ大ぶりの穂先メンマもさらりと甘くふわっと軽やかな味わい。
「うちでは鮮度と香りを保つため冷蔵庫で保管しています。塩ラーメンには柚子の香りを多く配合したものをどうぞ」と、紙に包まれて一緒に出された七味。ラーメンにかけると柚子の華やかな香りが一気に立ち上がります。3種類のラーメン(塩「零」、醤油「壱」、味噌「弐」)各々に合わせた七味が用意されているそう。
三宮店と元町店では各々で季節限定のたまご餡かけ麺(950円・税込)を販売しているとのこと。寒い冬にぴったりのオリジナルラーメンも味わってみて。
詳細情報
- 場所
- らーめんチョンマゲ神戸三宮
(神戸市中央区下山手通2-12-6)
GoogleMapで探す - 営業時間
- ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー 18:00~23:30(土曜日は~24:30)
*日曜は11:00~20:00まで通し営業 - 定休日
- 月曜日
- TEL
- 078-392-3010