動物たちの生き生きとした姿を彫刻で表現！

A-LAB　Exhibition Vol.36「はしもとみお木彫展 いきものたちとのくらし」尼崎市

尼崎市のアート発信基地『A-LAB』で彫刻作品の展覧会「はしもとみお木彫展 いきものたちとのくらし」が1月4日より開催されます。入場無料・1月29日まで。

彫刻家・はしもとみおさんが“いきものたちが暮らす様子”をイメージして制作した動物たちの彫刻作品を展示。幼少～10代を尼崎で過ごした同氏のエピソードなども紹介されます。
彫刻家・はしもとみおさん
現在、三重県北部の古い民家にアトリエを構えているはしもとさん。尼崎市の出身で、15歳の時に経験した阪神淡路大震災をきっかけに、「失われてしまったいのちは取り戻すことはできないけれど、動物たちが生きた証をずっと残しておくことはできる」と、彫刻家を志したそうです。

いきものたちの姿をただ型取りするのではなく、“いのちを表現”することを大切にし、モチーフである動物も実際にこの世界に生きている、または生きていた子をモデルにして、その子にもう一度出逢えるような彫刻を目指して制作されています。

会場では作品展示以外に、公募で集まった尼崎で暮らす「いきもの写真」の展示や、彫刻作品の「スケッチコーナー」も用意。

＜記者のひとこと＞
はしもとさんの彫刻作品は遠目からは木彫りとは思えない精巧さも魅力的ですが、なにより、しぐさや佇まいから、モデルとなった動物たちの“命”が感じられる、温かさが魅力的なんだと思います！これはぜひぜひ見に行きたい～。

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