『鶏白湯そば松もと』に行ってきました　伊丹市

掲載日:2022/12/27

JR福知山線伊丹駅から徒歩3分。商店街を少し歩くと、左手に平日のランチタイムでも混み合う人気ラーメン店『鶏白湯そば松もと』があります。

ガラス張りの白を基調としたオシャレな外観は、まるでカフェのよう。
元々焼き鳥屋「鳥源」で提供していた鶏白湯ラーメンが人気となり、鶏白湯そば専門店として2022年7月にオープンされました。

店内に入ると、白いテーブルと木のイスというシンプルな内装。店長さんにお店の内装について伺うと、「女性が気軽に入りやすいラーメン店にしたかったので、ラーメン屋っぽくないオシャレな内装にしました。そのこともあり、ランチタイムは厨房・ホールとも女性スタッフに任せるようにしています」とのことでした。

女性の『ラーメン店は入りづらい』というイメージを払拭し、思う存分ラーメンを楽しんでほしいという店長さんの想いが伝わってきます。

早速、券売機で券を購入しラーメンを注文。
「鶏白湯ラーメン」900円（税込）
お店の1番の売り、「鶏白湯ラーメン」です。スープは、鹿児島県産の鶏をベースに宮崎・大分の豚骨を強火で煮込んだ濃厚な鶏白湯スープ。麺はモチモチの中太麺です。

注文を受けてから1杯ずつブレンダーで混ぜ“強制乳化”されていてコクが増され、舌触りもなめらかです。白く美しい見た目で写真をじっくり撮りたくなるのですが、卓上にあるお召し上がり方に『20秒以内に写真を撮りましょう』と書いてありました。スープの泡が消える前にお召し上がりください、とのことでした。

チャーシューももちろん鶏肉。蒸した兵庫但馬鶏のもも肉が1日特製タレに漬け込まれ、最後に皮目を炙られています。脂っこくなくあっさりしているため、濃厚スープと合わせていただくのがベスト。

卓上の自家製酢が置いてあるので、味変して楽しむのもオススメですよ。オレンジ酢というのもありました。
「但馬鶏の中華そば」900円（税込）
こちらは店長さんのオススメ「但馬鶏の中華そば」。スープは、国産本醸造醤油と国産たまり醤油の2種類の醤油をブレンドしたものに、兵庫但馬鶏と山形、そして新潟の鶏を使用したスープです。こちらも麺は中太麺。自家製のブレンド山椒で、香りと程よい痺れがクセになります。
「兵庫但馬鶏丼」450円（税込）
サイドメニューの「兵庫但馬鶏丼」もいただきました。炭火で焼いた兵庫但馬鶏のチャーシューと、鮮やかなオレンジ色でミネラル豊富で栄養価の高い「龍のたまご」に醤油ダレをかけた濃厚たまごかけご飯です。丼と言っても、お椀サイズなのでラーメンと一緒に食べられます。
「但馬鶏の手羽先」2本280円（税込）
こちらは店長さんオススメのサイドメニュー「但馬鶏の手羽先」。そのままでも手羽本来の美味しさを堪能できますが、柚子胡椒を付けていただくと柚子の風味がアクセントになり、これもまた美味しい。
2023年の年明けから2月までの間、鶏白湯スープに伊勢海老味噌を加えたお正月にぴったりなラーメンが新登場とのことです。気になるので年明けにぜひ行ってみたいと思います！

お店は予約不可とのことでしたが、平日のオープン時11時と13時半以降が比較的空いているそうです。女性ひとりでも入りやすいので、ぜひ気軽に濃厚で美味しい鶏白湯ラーメンを味わってみてくださいね。