どこか懐かしいイギリス食パンは街の人たちの食卓の定番に
JR芦屋『BAKE STAND』へ行ってきました 芦屋市
ここ数年、新しいお店が次々とオープンしているJR芦屋駅北側のアーケードエリア。そこを西へ5分ほど歩いたところに小さなパン屋さん「BAKE STAND」があります。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
オープンから1年半、毎日店内で焼き上げる看板商品「イギリス山食パン」は、惜しまれながら廃業した神戸の名店「エルム」からレシピを受け継いだという大切な思いが詰まった食パンです。
水だね法という製法で作られ、軽くさっくりと仕上げられた食パンは、今では必ず週に1~2回予約をするお客さんも。スライスしたものが販売されていますが、大きなサイズを購入の際は好みの厚さに切ってもらえますよ。
耳がしっかりしているのでトーストしてバターを乗せるのがおすすめの食べ方。流行りのしっとり食パンとは違った歯切れのいい食感と独特の香りはどこか懐かしい。食べ飽きない素朴な風味と軽さは毎日の食卓の定番になるのも頷けます。
お店の人気は食パンだけではありません。北海道の発酵バターを使用したクロワッサンはガブっとほおばりたくなる大きなサイズ、カットするとぎっしりと層になっていて食べ応えは抜群。
夕方には売り切れ必至のバゲットは、豊かな香りと噛み応えのあるねっちりした生地が人気なのだとか。他にも季節のデニッシュやタルトなど甘い系、食べて満足感のある惣菜系のパンが常時30~40種類並びます。
これからの季節は、カシスの酸味がアクセントになったちょっぴり大人の「ミニ モンブラン」や、紅はるかの甘さとチーズの塩味のバランスが絶妙な「さつまいもとチーズのカンパーニュ」、れんこんのシャキシャキとした歯ごたえとまいたけが香り立つ「きのことれんこんのチーズトースト」など、ワインに合うパンがおすすめなのだとか。具材のラインナップは季節によって変わるそうなので、次は何が出るのか楽しみですね。
お話の最中も続々とお客さんがやって来ます。店内は少し狭いので、外で話していると常連さんらしき人が気軽に声をかけてきました。作業場がオープンになっているので、直接会話する機会が多いのだそう。このようなコミュニケーションも街に愛される理由になっているようです。
- 場所
- BAKE STAND(ベイクスタンド)
(芦屋市松ノ内町1-20アルパ芦屋2号棟1F )
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