おしゃれwarajiでカラダを整える
ラバーの魅力を発信するお店『KOBE RUBBER PLAYS.』に行ってきました 神戸市東灘区
阪神御影駅前の市場、旨水館(しすいかん)にある、世界で唯一の新素材『マシュマロ®︎』で作った「Waraji sandals」のお店「KOBE RUBBER PLAYS.」に行ってきました。
店内にはカラフルでポップなサンダルがたくさん並んでいます。すべて創業74年のラバーメーカー、株式会社富士高圧プロダクツ(神戸市長田区)が開発した素材を使用した製品です。
「Waraji sandals」に使用されているインソール素材「マシュマロ®」は、踏み込んだ時には衝撃を吸収し、蹴り上げた時には高い反発性を発揮する、つまり低反発と高反発が一つの素材に両立する業界初のエアラバーなのです。この素材はまず医療用のインソールとして採用され、ヒットしました。
アウトソールには国産ガラスビーズやセラミック、特殊防滑素材などを練り込んだ『スノーレイン®︎』という素材を使用。雨や雪、ツルツルの路面でも滑らない特性があり、グリップ力を最大限に高めた独自の形状は意匠登録しているそう。
早速履き心地を体感をさせていただきました。足を乗せると、きめ細やかな肌触りで吸い付くような感触。組紐のストラップをつけて歩いてみると、足裏にしっかり密着し、かかともホールドしてくれるので、思った以上のフィット感!これなら長い距離も安定して歩けそうです。
かつてワラジを履いていた頃の日本人がしていたように、5本指と足裏をしっかり使う正しい歩行姿勢が自然と取れるのが特徴とのこと。担当の佐篠さんがほぼ毎日、1年中履き続けたWaraji sandalsを見せていただくと、しっかりと綺麗な足形が残っていました。足指と足裏をきちんと使って歩いていることがよくわかります。一見シンプルな作りですが、かなりの実力派サンダルなのです。
店内には他にも素材違いのビーチサンダルやヨガマット、フロアクッションがありました。ラバーで作られたクッションは小石や凸凹があるような屋外で使用するのにも向いているのだそう。
11月18日~20日・23日の4日間はヤノスポーツ(神戸市中央区)とのコラボで「ワラーチ」を作るワークショップを開催。
ワラーチとは、メキシコの先住民タラウマラ族が、廃タイヤを使って自作した履物で日常的に100マイルも走ることから、マラソンやトレイルランニング走者に取り入れられている“走れるサンダル”のこと。
好きなラバーと紐を選び、自分の足型にあったオリジナルワラーチを作る機会とあって、ワークショップは大好評だったそう。
また11月3日には、2軒隣に『足育ルーム』がオープンしました。
お店には理学療法士・義肢装具士など専門的な医療従事者が常駐。最新の3Dスキャナーや、足底圧測定器での計測、「歩く」「片足立ち」など4つの動作を確認し、個人の弱点を克服することを実感しながら作れるインソールは、まさに自分だけの一足。
同店にはECサイトもありますが、店舗では実際に試着して違いを実感したり、店舗限定商品を購入することができます。担当の佐篠さんは「エアラバーの心地よさと、足指を使って正しく歩くという日本の歩行文化が広まってくれたら」と話していました。
足指を使って歩く気持ちよさを店舗で一度体感してみては?
詳細情報
- 場所
- KOBE RUBBER PLAYS.(コウベラバープレイズ)
(神戸市東灘区御影本町4-12-18)
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