淡路島がハワイになった！松林の海辺で天国を体験した2日間

「AWAJISHIMA&HAWAII 2022 Autumn」行って来ました　南あわじ市

開催日：2022年10月22日（土）、23日（日）

淡路島・南あわじ市の慶野松原海水浴場で10月22日、23日の2日間開催された「AWAJISHIMA & HAWAII Autumn」に行って来ました。淡路島にいながらハワイの風を感じる、すばらしい体験でした。
どこまでも高い青空のもとフラを踊る
通称AWAHAWA として知られる本イベントは、島内外のフラ・タヒチアンチームがパフォーマンスを披露するとともに、ハワイアンフードやグッズ販売など、とにかく『ハワイ』を愛する人たちが集まり楽しむための催しです。

淡路島に移住した主催者が「淡路島とハワイはとても似ている。大好きなハワイで地域を活性化できるのはないか」との想いから、2018年に初めて開催。以来、回を追うごとに人気を集める一大イベントに発展しています。今年は春と秋、年2回の開催が初めて実現しました。

会場となった野松原海水浴場は、古くは万葉集にも詠まれ、南北2.5キロに及ぶ白い砂浜と淡路黒松が美しい、島内屈指の景勝地です。同イベントでは同海水浴場内の芝生広場に、海を背にしたステージを設営。そのステージを囲む形でキッチンカーとグッズ販売の出店が並びました。一部の出店は松林をぬう形に配置され、趣深い様子の会場です。
古典フラの衣装が舞台に映えます
 子どもから年配の人まで大所帯のチームは和やか
ステージには、2日間で45チームが出場。元気なケイキ（ハワイ語で“子ども”のこと）のチームから鍛錬を重ねたクプナ（熟年女性）グループまで、日本各地から集まったフラやタヒチアンチームのダンサーたちが色とりどりの衣装やレイを身にまとい、大海原をバックに、すばらしい踊りで観客を魅了しました。
多種多様なフードのキッチンカーが並びます
会場には、お洒落なデザインのキッチンカー15台が集結。ハワイアンフードはもちろん、淡路島の手延べそうめんからホットドッグ、パンケーキ、目の前で焼き上げるピザなどバラエティー豊かなメニューに、来場者たちも目移りが止まりません。
松林をぬって並ぶハワイアン雑貨の出店たち
また物販も充実。ハワイ好き耽溺の雑貨やアクセサリー、フラグッズ等の出店がずらり！こちらも島内のほかに大阪や九州などの遠方からも店舗が集まり、2日間で約40店舗が自慢の商品を販売したほか、グッズづくり等のワークショップもありました。
フードやドリンクを味わいながらポリネシアンショーを楽しみました
今回の目玉となったのは、22日夜に行われたポリネシアンショー。ハワイの伝統文化『ルアウ』（ハワイ語で“宴”の意味）を模して企画されたもので、終了後に花火が上がるとあって、夕方からは地元の人たちが会場に詰めかけ、広い砂浜も人であふれました。
ポリネシアンショーで披露された迫力のファイヤーダンス（写真撮影：AWAHAWAステージ専属・内山カメラマン）
来場者はキッチンカーの料理やドリンクを味わいながら、フラソングの演奏やファイヤーダンス等のステージを楽しみました。
夜のビーチに美しい花火が上がります（写真撮影：AWAHAWAステージ専属・内山カメラマン）
AWAHAWAを主催するAND HAWAII代表の岩本幸代さんは「今回は会場レイアウトの工夫でダンサー、来場者、出店やキッチンカーのすべてに一体感が生まれ、とても良い雰囲気のイベントにできた。地域の人にイベントのことを広く知ってもらえたことも嬉しい」と話します。
ステージの合間を思い思いに楽しむダンサーたち
淡路島に深く根をおろしつつあるイベント『AWAJISHIMA & HAWAII』。既に来年の5月27日、28日に、次回の開催が決定しています。