全国やきいもグランプリNo.1!芋へのこだわりも日本一!?
『神戸芋屋 志のもと』本店に行ってきました 神戸市兵庫区
2020年の「全国やきいもグランプリ」で初代日本一に輝いたお店『神戸芋屋 志のもと』の本店が、神戸・湊川にあります。
オーナーの野元篤志さんは、サラリーマン時代に「シルクスイート」に出会い、その美味しさに感激。焼き芋の魅力にはまったそう。
「美味しい焼き芋を作って、みんなに喜んでもらおう」と開業を決意すると、全国を食べ歩き、いろんな人との出会いや研究を重ね、2017年2月にプレミアム焼き芋の専門店をオープン。今では三ノ宮、姫路のほか、東京、四国に計6店舗を展開されています。
ここ湊川本店は今年8月、斜め向かいの場所に移転リニューアルされました。「お茶と焼き芋とのマリアージュを楽しんでほしくて、新たにイートインスペースを設けました。本店限定で三種の食べ比べセットも用意しています」と話す野元さん。
リニューアルにあたり、辻調理専門学校の講師で『多田製茶』取締役の多田雅典氏監修のもと、『志のもと』の焼き芋に合う「オリジナル焼き芋専用茶」を新たに開発したそうで、ほうじ茶・煎茶・和紅茶の3種類から選べます。
鹿児島、徳島、関東を中心に、全国から厳選した芋を収穫後食べ頃になるまで熟成させ、じっくりと焼き上げた味はいずれも格別の美味しさで、それぞれの個性が際立っています。
一番のオススメは「極(きわみ)」。焼き芋専用の芋である「里浦ゴールド」を13.5℃に管理された蔵で3か月以上熟成しており、甘味はもちろん、食感と香りの良さは今まで食べたことのない芋の味。しっとりとした食感に上品な甘さで、発酵バターのような香りも感じます。
「甘さを求めすぎると最終的に香りや食感は少なくなります。ぎりぎりのバランスを計算し、芋好きが最終的に行きつく味に仕上げました」という野元さんの自信が窺える逸品です。
ちょうどタイミングよく味わえた新芋の「シルクスイート」は、柔らかい中にほくほく感もあり、芋本来の香りが強く感じられます。熟成1か月とのことですが、たっぷりの蜜で甘さも十分。「あと3か月もすると、いわゆる“べちゃべちゃ”になり、太めのストローで吸えるくらいねっとりしますよ」と、熟成期間で変化する芋の楽しみ方を教えてくれました。
皮は白く中が黄色の「安納黄金」は、本場種子島の安納芋の中でも最高品質のもの。ベータカロテンが多いため、かぼちゃを思わせるような甘さと香りが感じられ、ねっとりと舌に絡みつくような粘度に驚かされます。
焼き芋以外にも「スイートポテト」やクリームがのった「生スイートポテト」などお芋好きにはたまらないスイーツも。
「日本一の焼き芋」をぜひ堪能してみてください!
詳細情報
- 場所
- 神戸芋屋 志のもと
(神戸市兵庫区荒田町4-29-24ハートフル湊川105)
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- 10:30~18:00
- 定休日
- 火曜日
- TEL
- 078-585-5822
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