“特別”なおいしさを気軽に味わえる幸せ♪
【NEW OPEN】三宮にできた隠れ家ビストロ『SPECIALS.』に行ってきました 神戸市中央区
地下鉄三宮駅のすぐそば、生田新道沿いの小路にこの秋オープンしたビストロ『SPECIALS.』に行ってきました。60~80年代のソウルミュージックが流れる隠れ家的空間で、本格フレンチとワインを気軽に楽しめるお店です。
お店があるのは小路に佇むビルの1階で、重厚な扉の上に灯るお洒落なネオンサインが目印。
シェフの田代さんは20代の頃イタリアンで約10年間修業を積み、この5年は北野坂にあるフレンチの名店「北野ガーデン」で活躍された経歴の持ち主。
その経験を活かし、フレンチとイタリアンの両方の技法を取り入れたメニューが提供されます。今回は前菜1品と魚料理1品、メイン2品の4品をいただきました。
前菜の「甘海老のタルタル」は、ニンニクを効かせた“ルイユ”というフレンチのソースで和えた甘海老の上に、甘海老の殻・アーモンド・パン粉で作った特製のふりかけをたっぷりとまぶした一品。
口の中いっぱいに広がる殻の香ばしさがたまりません!新鮮な身のねっとり感も心地よく、まさに甘海老の魅力のすべてが堪能できる一皿でした。
続いて魚料理の「秋刀魚と焼きナスのピュレ」を実食。イタリアのシチリア料理から着想を得たメニューで、赤ワインにサバ節と昆布からとった和出汁を合わせた、さっぱりとした味わいのソースでいただきます。
直火で焼き上げた秋刀魚は皮目が香ばしく、噛むほどに脂の旨みがじゅわりと広がります。内臓や骨が丁寧に処理されていて食べやすいのもGOOD。
ピュレのナスも直火で焼いており、スモーキーな香りが鼻を抜けます。
いよいよメインの1品目「牛ホホ肉の煮込み 赤ワインソース」が登場。肉のサイズ感に思わず「デカッ!」と声が出てしまいました(笑)。田代さん曰く、「メインは満足感のあるボリュームを意識している」そうです。
ブイヨンでじっくりと煮込まれたホホ肉はナイフがいらない柔らかさ♪まずは肉の旨みを堪能し、その後ソースと絡めていただくと、一皿で違ったおいしさを味わうことができます。
メインの2品目「豚肩ロースのコンフィ マスタードソース」は、マデラ酒をベースにした甘みのあるソースから漂うマスタードの香りが食欲をそそる一皿。
外はカリカリ、内側はしっとりジューシーな豚肩ロースは食べ応えがあり、肉の下に敷かれたカボチャのマッシュが口の中の脂っぽさを消してくれます。
飲み物は料理に合うワインを多数取り揃え。ノンアルコールのドリンクは、オーストラリアから取り寄せた「ブドウジュース(赤・白)」が用意されています。
詳細情報
- オープン日
- 2022年11月1日(火)
- 場所
- SPECIALS.
(神戸市中央区北長狭通1-20-6 山脇ビル 1階北)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 17:30~24:00(L.O.23:00)
- TEL
- 078-600-9364
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