脂ノリ最高!これから冬にかけて旬を迎える“究極の鯖”
姫路まえどれ市場で新鮮な「ぼうぜ鯖」を堪能してきました
姫路市の播磨灘のブランド鯖「ぼうぜ鯖」がこれから冬にかけて旬を迎えます。以前、家島取材時に初めて「ぼうぜ鯖」を食べ、そのおいしさに感動した筆者。今回は播磨灘の新鮮な海の幸が味わえる「姫路まえどれ市場」で、たっぷり堪能してきたのでレポートします。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
「ぼうぜ鯖」とは、播磨灘に回遊する真鯖を坊勢島のまき網船団が漁獲し、本来ならそのまま天然ものとして販売できるものを更においしくするために養殖したもの。非常に扱いが難しい鯖を自然界に近い環境で丁寧に育てあげているため、丸々として脂が乗っていながらも臭みのない“究極の鯖”に仕上がっているのです。
姫路まえどれ市場へは、姫路駅から車でおよそ20分。こちらでは獲れたての魚の販売はもちろん、加工品などのお土産や、おいしい海鮮料理も味わえます。
中に入るとさっそくたくさんの生簀が。その中に見つけました、ぼうぜ鯖!見るからに他の鯖とは全く違う、美しさと大きさ!
海鮮丼や穴子丼など、お手頃価格の海鮮ランチももちろん味わえますが、今回は「鯖御膳」をオーダー。ぼうぜ鯖のお刺身やしゃぶしゃぶ、しめ鯖などが味わえる「ぼうぜ鯖づくし」のメニューです。
まずはやはりお刺身から。鯖のイメージを覆す、ブリブリの強い弾力に驚きます。この鯖…強い!!
脂が乗った身は甘みがあってとにかくおいしい。少しさっぱりめの背側と、醤油を弾くほど脂のりが良い腹側の両方を食べ比べできるのも嬉しいですよね。全く臭みがないので、普段青魚が苦手という人にこそ食べて欲しい鯖なんです。
続いてしゃぶしゃぶでもいただきます。さっとお出汁でしゃぶしゃぶして、ポン酢を少しつけて…先程のお刺身とはまた違ったプリプリ感とふわふわ感が共存しています。
しめ鯖はこの身の分厚さに注目!脂が乗っているので、口の中でほろほろっと身がほどけます。
この味はぜひ家族にも味わってほしい!と、お土産にお刺身を買って帰ることに。生簀に泳いでいるぼうぜ鯖を1匹捌いてもらいました。もちろん、他の鮮魚や貝類などもその場で調理してもらえますよ。
手際よく、あっという間に捌いてもらったお刺身がこちら。めちゃくちゃキレイです!
家族用へのお土産でしたが、もちろん筆者もお家で再び堪能しました。何度食べてもおいしい!
他のお土産も購入し、市場を後にしました。筆者は元々お魚好きではありますが、ぼうぜ鯖は本当にこれまでの“鯖感”を覆すおいしさなんです。
11月13日には、この姫路まえどれ市場で『ぼうぜ鯖祭り』も開催されますよ。この機会にぜひ一度味わってみてくださいね。