“バトンをつなぐ”世代を越えて語り継ぐ「災害メモリアルKOBE2015」神戸市中央区

　1月10日（土）に阪神・淡路大震災を世代を越えて語り継ぎ、発信するイベント「災害メモリアルKOBE2015」が人と防災未来センター（神戸市中央区）で開催される。
　人と防災未来センターは、阪神・淡路大震災の経験と教訓を後世に継承し、国内外の災害による被害の軽減に貢献する施設として、震災や防災に関する資料や震災を体感する体験フロアなどを設置。防災の重要性やいのちの尊さ、共に生きることの素晴らしさを伝えている。
　今年で10回目を迎える同イベントでは、震災から20年目の節目にあたる事業として「話したい、聞きたい 阪神・淡路大震災20年～バトンをつなぐ～」をテーマに開催するとともに、災害メモリアルKOBEが行ってきた10年間の活動を振り返る。20年前の震災体験等を聞いた感想などを書き綴った中学生による作文発表や大学生によるプレゼンテーションのほか、人と防災未来センター震災資料専門員・岸本さんと高校生などによるスペシャルセッションやテーマに沿ったパネルディスカッションも実施。
　また、“音楽を通してもっと豊かな暮らしを届けたい”と音楽セラピストとして活躍するロビン・ロイドさんのスペシャルライブでは民族楽器の演奏が披露される。

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