このイベントは終了しました。
最新の研究成果をもとに制作 恐竜たちのリアルな息遣いを
丹波竜化石工房 ちーたんの館『恐竜の復元模型展』
丹波竜化石工房「ちーたんの館」(丹波市)で11月3日、2022年度冬期特別展『恐竜の復元模型展』が始まります。2023年1月29日まで。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
丹波地域では、丹波市山南町に分布する前期白亜紀の地層・篠山層群から発見された竜脚類の肋骨化石をきっかけに、タンバティタニスをはじめ恐竜たちを含む古生物の化石などが数多く発見されているといいます。
丹波地域から発見された古生物の研究が進むと、それまでの研究結果をもとにその生きていた頃の姿を復元する「篠山層群復元画丹波プロジェクト」もスタート。同プロジェクトでは、古生物の復元画などの画家である小田隆さんによって骨格復元画や生体復元画が制作され、その復元画に基づいた復元模型が古生物復元模型作家(パレオアーティスト)である徳川広和さんによって制作されています。
同展では、そんな小田隆さんが手掛けた復元画や徳川広和さんが制作した復元模型を紹介。最新の研究成果をもとに制作された復元模型には、骨格や筋肉、皮膚、色、息遣いなど徹底的な「リアル」が追求されているそう。会場では、恐竜などの復元模型が15点以上展示され、恐竜などがよみがえったかのような生き生きとした姿を見ることができます。
また期間中は、徳川さんが講師を務めるワークショップも開催。参加にはメールまたはFAXによる事前申し込みが必要です。
同館では「恐竜が好きな方だけでなく芸術作品が好きな方も楽しめる展示です」と伝えています。
<記者のひとこと>
同館には、日本最大級の植物食恐竜「タンバティタニス・アミキティアエ(丹波竜)」の迫力ある原寸大レプリカをはじめ、世界最小の恐竜卵「ヒメウーリサス」のジオラマなどここでしか見られない展示も充実してるみたい。
恐竜好きならずとも、一度は目にしてみたいですね。
詳細情報
- 開催期間
- 2022年11月3日(木・祝)~2023年1月29日(日)
- 場所
- 丹波竜化石工房「ちーたんの館」
(丹波市山南町谷川1110)
GoogleMapで探す - 時間
- 10:00~16:00
※入館は15:30まで - 入館料
- 大人(高校生以上)210円、小中学生100円
- 問い合わせ
- 丹波竜化石工房「ちーたんの館」
TEL 0795-77-1887 - 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌平日)