交差点の白い家で厳選素材の香り高いカレーを!
『スパイスキッチン cotocoto(コトコト)』へ行ってきました 淡路市
淡路市志筑の殿下交差点で、ひときわ目立つ白壁の建物。
ここにあるのが、昨年にオープンした『スパイスキッチンcotocoto(コトコト)』。週末のみ開店する、スパイスカレーがメインのお店です。
全部で10席ほどの店内。白い壁と柱やテーブルに使われた木のコントラストが、モダンな印象です。
キッチンでお料理の準備をする、店長の橋本敬子さん。実はこの場所は以前、橋本さんの祖父母の住居だったそう。長年空き家だった家を「もう一度人が集まる楽しい場所にしたい」と、お店の開店を決心。建物のリノベーションは、建築士の息子さんが担当しました。
橋本さんが作るのは、厳選したスパイスと淡路島の食材をふんだんに使用したスパイスカレーと、趣向を凝らしたスイーツ等。今回は、人気の「カレー3種あいがけ」を頂きました。
見てください、このひと皿!付け合わせの野菜のカラフルさも相まって、キレイな見た目が食欲をそそります。
香りの強いハーブや青唐辛子等のスパイスで作るグリーカレー。ベースにケールを加え、美しい緑色に仕上げています。ココナツミルクが入っているので、クリーミーな口触りです。
ターメリックライスの上にのったエスニックキーマ。バイマックルー(こぶみかんの葉)やナンプラー等で風味をつけ、すっきりとした辛みが魅力です。
鶏肉ごろごろ、チキンカレー(写真上側)!ヨーグルトとスパイスで一晩マリネした鶏肉と、じっくり炒めた淡路玉ねぎを煮込んだカレーは、まろやかで華やかな辛みがあります。
付け合わせのお野菜も、紅芯大根の甘酢漬けに、甘みが効いたキャロットラぺ、和風に仕上げたゆず大根など盛りだくさん。
デザートは「チャイのパンナコッタ」。上にのった生クリームと混ぜながら食べると、柔らかなシナモン等のスパイスの風味が口の中に広がります。
ホットチャイも優しい甘さ。立ち上るスパイスの香りが、体と気持を温めてくれます。
記者が心から感心したのは、橋本さんの素材に対するこだわりの深さです。大切に飼育された淡路鶏の専門店や、無農薬・有機肥料使用の野菜類を作る農場等、仕入れ先を厳選。また調味料類は、なじみの自然食品店に足を運び、素材の味を生かすものを選ぶそうです。
もちろんスパイス類の知識も豊富!息子さんお手製のスパイスラックには、橋本さんが選び抜いたスパイスたちがずらりと並びます。
朗らかで話し上手な橋本さん。人との繋がりを大切にしながら、厳選した素材で丁寧に作り上げる同店のお料理はどれも、橋本さんの懐の深い愛情がこもってます。
2月から同店では、土曜日を「スパイスカレーDAY」、日曜日を「カレー&カフェDAY」として営業。日曜日は、スイーツメニュー2種が提供されます。また、メニューはすべてテイクアウトが可能です。
詳細情報
- 場所
- スパイスキッチン COTOCOTO
(淡路市志筑2809-1)
GoogleMapで探す - 営業時間
- ●土曜日「スパイスカレーDAY」
11:00〜15:00
●日曜日「カレー&カフェDAY」
11:00〜17:00 - 定休日
- 月曜日~金曜日
- 予約・問い合わせ
- InstagramのDMで受付
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