新米の季節にいかが？須磨のり愛にあふれるPVも必見

『須磨のりの河昌』に行ってきました　神戸市須磨区

兵庫県は、九州の有明海と並んで日本有数の海苔生産地であることをご存じですか？中でも須磨で採れる「須磨のり」は、水深の深い場所で育てられるため栄養豊富で肉厚、見た目も美しいことで有名です。そんな「須磨のり」を販売して50年の『須磨のりの河昌』を取材しました。

店舗はJR「須磨海浜公園駅」から北西に徒歩約2分のところにあります。もとはお寿司屋さんなど飲食店への卸売がメインであったため、お店は小さめです。

同店の海苔は、須磨〜明石で採れる「一番摘み」の海苔を原料に加工されています。一番摘みの海苔は、柔らかく香り高いのが特徴なのだそう（須磨で採れる海苔の3%、全国で採れる海苔の0.04パーセントという希少価値）。厳しい目を持つ寿司職人からも40年以上選ばれ続けているという海苔は、肉厚でパリパリ、一度食べるとファンになる人続出なのだとか。さっそくいただいてみました。
「全形 焼須磨のり」各648円（税込）
まずは「焼きのり」から。封を開けた瞬間ふわっと香る海苔の良い香り。パリッと切れて心地良い。そして口にした瞬間「これは焼きのり？！」と思わずパッケージを確認してしまいました。

海苔の豊かな風味と旨味が広がり、まるで味付きの海苔を食べているよう。もちろん味は付いておらず、須磨のりの凝縮された旨味がそう感じさせているのです。「味付きの海苔を好まれる方が多いようですが、当社の『焼きのり』はそのまま食べてもご飯に巻いても美味しく食べられます」とのこと。「須磨のり」を初めて食べるなら、まずはぜひ「焼きのり」を試していただきたいです。「焼きのり」の概念が変わるかも？！
「卓上型 須磨のり」各464円（税込）
こちらは卓上に置いておくのに便利な「味のり」。我が家はこのタイプを愛用しています。カットされた海苔は1枚1枚が分厚くて、パリッと香ばしい。海苔好きの娘が抱え込んで食べるほどお気に入りです。

娘（幼児）に感想を聞いてみたところ、「かんだ時シャクシャクいい音がする！食べていくとやわらかくなるかんじ」・・・シャクシャクとはなかなか良い表現。パリッとひとかみした後にも「シャクシャク」が続きます。濃すぎない味も自然で、子どもが喜んで食べるのも納得です。新米の季節、美味しいご飯と一緒にいただくと最高です！
「須磨のり佃煮」453円（税込）
新米と併せるといえばこちらもおすすめ。炊き立てご飯に「須磨のり佃煮」を乗せると、それだけでもうご馳走ですよね。こちらも一番摘みの須磨のりを使用。昆布出汁や醤油など基本の調味料を加えただけの無添加なので、子どもにも安心して食べさせられます。
おにぎりにはしっとり海苔派には「2番摘み 焼須磨のり」432円、キンパにおすすめの「巻のり」540円（すべて税込）も。目的に合わせて選んで
「笑顔あふれる食卓づくりのお手伝いがしたい」という女将さん。店頭には毎日女将さんの一言が掲げられています。
毎日更新される“女将の一言”は、Twitterでも配信中
女将さん、実は多才でバイタリティあふれる方なのです。Instagram、Facebook、Twitter、YouTubeからTikTokまでSNSを使いこなし、レシピサイトへの投稿、「女将だより」の発行、プロモーションビデオの出演までこなす“スーパー女将さん”！

中でもプロモーションビデオ（公式サイト参照）はぜひ一度ご覧いただきたい。女将さんの歌う「今日もノリノリ須磨のり〜♪」のメロディーが頭から離れず、リピートしてしまう率高し。私、こちらを観てからお店にうかがったので、ノリに付いていけなかったらどうしよう？！とドキドキしていたのですが、実際にお会いするとなんとも上品で落ち着いた雰囲気の女将さん。「たくさんの方に須磨のりを知っていただくきっかけになれば」とにっこり（来る者拒まずらしいのでノリは抜群）。
様々なシーンの贈り物に対応。相談にものってもらえます
同店の「須磨のり」は、日常的に食べることはもちろん、贈り物として利用する人も多いのだとか。慶事、弔事、お返しなど様々なシーンで使えるので、贈り物に悩まれている方、候補に入れてみてはいかがでしょうか？しきたりや熨斗の書き方などについても、相談するとアドバイスいただけますよ。

「いつもノリノリ須磨のり〜♪」おっと、また口ずさんでしまった。一度聴いたら後を引く・・・ではなくて、一度食べたら後を引く「須磨のり」、兵庫県が誇る特産品でもありますので、ぜひ試してみてください。ノリの良い女将さんにもぜひ会いに行ってみてくださいね！

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