ベルギーを旅したワッフル屋さん 週に2回のお楽しみ♪
『Waffle+(ワッフルプラス)』に行ってきました 神戸市須磨区
「東須磨駅」の近くにあるベルギーワッフルの専門店『Waffle+(ワッフルプラス)』は、週に2回の営業ということもあり“知る人ぞ知る”お店です。本物のワッフルを食べてみたい!ということでさっそく行ってきました。
お店に入ると、さながらヨーロッパの小さなお菓子屋さんを訪れたような雰囲気。壁際に飾られたワッフル焼き器やクッキー型、おしゃれなショッピングバッグも素敵です。
「もともとは甘いものが食べられなかった」という驚きの過去を持つ店主さん。仕事で必要にかられて作ることになったケーキに興味を持ち、製菓専門学校へ通うまでに。そのセンスが認められ、パン屋さんやカフェで勤務の後、ワッフルの専門店をオープンすることになったそうです。
「惹かれるお菓子はヨーロッパ系。ワッフル屋をオープンするからには本場を知らないと」ということで、ベルギーを中心に近隣諸国の様々なワッフルを食べ歩いたそう。
その結果生まれた同店のワッフルは、ふんわりやわらか。例えるならブリオッシュのような感じです。以前はカリッとタイプも作っていたそうですが、現在はテイクアウトのみの営業なので、“持ち帰って食べても美味しい状態が続く”焼き方にしているとのこと。
一番人気、最もシンプルな「クラシック」は、ヴェルジョワーズというお砂糖とフランス産のバニラオイルが使われており、シンプルながらも奥深い味わい。バターの風味と優しい甘さ、ベルギー産パールシュガーのザクザクがアクセントとなって、手が止まりません〜。
「須磨海苔わさび」は、珍しい組み合わせにびっくり。食べてみると、シンプルなワッフルに刻みわさびと、中に入ったクリームチーズがよく合います。さらに須磨海苔で香ばしさもプラス。わさびの味はしますが辛さはほぼありません。しょっぱい系の組み合わせ、もっと食べてみたくなりました!
同店のワッフルは、出来上がるまでに3日もかかるのだそう。低温で長時間発酵させるために一晩寝かせ、仕込みを行った後にさらにもう一晩寝かせます。そうすることで余計なものを加えなくてもふんわり感が長続きするそうです。
店内には他にも魅力的なワッフルがたくさん。生地はもちろんのこと、具材にも余計なものを加えず、旬のものをなるべく自然な形で使うようにしているとのこと。取材に訪れた10月には、栗やかぼちゃ、りんごを使った季節のワッフルもたくさんありましたよ。
子どもにもお土産に買って帰ったのですが、「もっと食べたかった〜!今度はもっといっぱい買ってきて」と熱いリクエストが。このふんわり感、子どもはきっと好きだと思います。おやつにも、朝食にも良いなと思いました。みんなが安心して食べられるワッフル、近いうちにまた買いに行こうと思います。
詳細情報
- 住所
- Waffle+
(神戸市須磨区東町1-2-8)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 金曜日・土曜日の10:00~19:00
- 定休日
- 日曜日~木曜日
- TEL
- 078-585-5115
- この記事の地域の天気情報