色づく紅葉をライトアップ　庭を眺めながらの食事も

好古園『紅葉会（もみじえ）』姫路市

姫路城を借景とする本格的な日本庭園、好古園（姫路市本町）で11月18日、秋の紅葉を楽しむ催し『紅葉会（もみじえ）』が始まります。12月4日まで、期間中無休。

姫路市制百周年を記念して1992年に建造された好古園。約1万坪の敷地内には、池や水の流れで結ばれた池泉回遊式（ちせんかいゆうしき）の「御屋敷の庭」、裏千家第十五代前家元千玄室氏の設計・監修による数寄屋（すきや）建築の茶室・双樹庵（そうじゅあん）など、9つの庭園群があり、歴史と自然が調和した景観が魅力と人気の観光スポットです。

通常、同園は17時に閉園となりますが、イベント開催中は営業時間が20時まで延長され、ハウチワカエデやヤマモミジ、ケヤキ、サクラといった約230本の色づいた紅葉のライトアップを楽しむことができます。

武家屋敷の家並みを彷彿とさせる土壁や白壁、重厚な屋根瓦が連なる築地塀などセットでは表現できない質感と存在感を醸し出すと、映画関係者らにも高く評価され、国内外の映画やドラマのロケーションが行われているという同園。この時期には、見事な紅葉が趣のある風情を演出してくれそうです。

同園では「期間中は、レストラン活水軒も夜間営業していますので、お屋敷の庭を眺めながらの食事はいかがでしょうか」と提案しています。

＜記者のひとこと＞
本格的な和庭園と、紅葉のコラボに、うっとりしてしまいそう＾＾
お昼には姫路城を楽しみ、夕暮れからはこちらに移動してくる…そんなプランもステキですね。

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