まるで原石…可能性∞の文化施設をあなたも体感してみて!
NEW『なでしこ芸術文化センター』に行ってきました!〈前編〉 神戸市西区
神戸市西区・西神中央にこの秋『なでしこ芸術文化センター』がオープン!コンサートホールや図書館などが融合した文化施設を〈前編〉〈後編〉に分けてリポートします。今回は〈前編〉として、コンサートなどが開かれる「西神中央ホール」をメインにお届けします。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
場所は神戸市営地下鉄「西神中央駅」から東へ徒歩5分。駅前の「西神センタービル」西側に新設された歩道橋が同施設の2階に繋がっており、雨の日も濡れずに移動できます。
今年区政40周年を迎え再開発が進む西区。同施設は、そんな西神中央リノベーション計画の一環として誕生しました。
モダンな建物は、国際交流都市である神戸を表した「格子」と、これから磨かれていく原石をイメージした「多面体」がモチーフとなっているそう!
ファーストプレイスである自宅、セカンドプレイスである職場に加え、サードプレイスとして気軽に立ち寄り憩える「おかえりサロン」が西神中央ホールの運営コンセプトとなっています。
3階建ての建物の西側には「新西図書館」、東側には「西神中央ホール」、それらを繋ぐ共有スペースには多目的に活用できる「アートスペース」「スタジオ」「ルーム」、その他に「カフェコーサ」が展開されています。
3階まで吹き抜けになっている共有スペースの壁には、アート作品がずらり!“静と動”相反するイメージを持つ図書館とコンサートホールを分離するのではなく、両施設の間にアートを展示し融合することで、「思わず回遊したくなる新感覚の文化施設」を目指しているんだとか。
「西神中央ホール」は約500名収容可能!音楽や演劇を始め、あらゆる文化芸術表現に対応した劇場は、木の温もりを感じる開放的な空間です。
図書館で読書を楽しんだ後、ホールにふらっと立ち寄りコンサート鑑賞。そんな休日の過ごし方もよさそうですね。
こちらはホール入場口「ホワイエ」の様子。イベント開催時以外は、1階のカフェでコーヒーを飲みながらゆったり図書館の本を読書して過ごせる空間としても利用できます。
楽器練習ができる完全防音スタジオ4部屋、会議など多目的に活用できるルーム4部屋があるのも複合文化施設ならではの特徴。「ルーム」は、室内奥の扉が西神中央ホールへ繋がっており“楽屋”としてリバーシブルに使えます。
さらに、ホール用フルコンサートピアノ・YAMAHA CFXが、ホールで使われていない時に気軽に練習できる「ピアノ庫」があります。完全防音ですが、外からガラス越しに練習の様子が見れる“ストリートピアノ”のような要素を持ち合わせているんですよ。
オープン直後の10月2日には、神戸を拠点に活躍するスーパーストリングスコーベによるこけら落としコンサートが開かれ多くの観客を魅了ました。スーパーストリングスコーベに続き、西区から未来の音楽家が誕生する日も近いかもしれませんね。
待望の複合文化施設オープンから1ヶ月。「待ってました!」「どう利用すればいいの?」など、地域の方からの反響はさまざま。来館者の工夫次第で色んな使い方が期待できる文化施設は、まさに原石!神戸の新たなランドマークになりそうな予感です。
さてさて〈前編〉はここまで。〈後編〉では「新西図書館」の様子をリポートしますよ。お楽しみに〜!
詳細情報
- 場所
- なでしこ芸術文化センター
(神戸市西区美賀多台1丁目1-1)
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- 〈ルーム/スタジオ/ピアノ室〉
利用可能時間9:00〜22:00(※要事前予約)
※詳細はこちらから - 開館時間
- 9:00〜22:00
- 休館日
- なし
- TEL
- 078-995-5638