歓びの種をまこう、笑顔の花を咲かせたいから
『Patisserie Graine de joie(パティスリー グレーヌ・ド・ジョワ)』へ行ってきました 姫路市
姫路市元塩町、姫路城からもほど近い場所に素敵なケーキ屋さんを発見しました。『Patisserie Graine de joie(パティスリー グレーヌ・ド・ジョワ)』です。
姫路駅からだと神戸方面へ向かう一方通行の国道2号線沿い。近くには播磨国総社、ひめじ縁結び通り、結婚式場の姫路モノリスなど、ハッピームードの溢れる建物も立ち並びます。
爽やかな淡いグリーンの外観に、元気いっぱいツヤツヤの葉をたずさえたオリーブの木が目印です。
Graine de joie(グレーヌ・ド・ジョワ)とはフランス語で歓びの種という意味。食べた人に笑顔の花が咲くように、そのきっかけとなるお菓子でありたいという想いでつけられた名前だそう。
外観の爽やかな緑に誘われるように中に入ります。店内の美しい若草色に、丁寧に作られた重厚な家具のようなしつらいのショーケース。大切な贈り物を選ぶのにふさわしい空間です。
若々しい歓びの種が成長し、芽吹き、美しい花を咲かせ、周りの植物とも共生していく様をイメージしたという店内は、オーナーパティシェである森本さんの奥様のイメージで造られたそう。人気商品だというバウムクーヘンのパッケージも、種から始まる一つの物語を可愛らしく表現しています。
看板商品でもある「ソレイユ」はフランス語で"太陽"の意味。愛媛県岩城島で太陽をたっぷり浴びて育った「いわぎレモン」と、兵庫県加西市にある安田養蜂場の「レンゲハチミツ」を使用しています。
太陽の恵みを存分に引き出したこちらのソレイユは、冷やして食べるのもおすすめだそうなので、冷蔵庫で冷やしてからいただきました。
ギュッと身が詰まったケーキを想像していましたが、しっとり、ふわっとした口溶けと冷えたチョコの食感、そして爽やかなレンゲハチミツの上品な香りに驚きました。長く使いたくなるような可愛い箱に入っているのでプレゼントに最適ですね!
「大人のモンブラン」中央にはメレンゲ、甘酸っぱいカシスのコンフィ、そしてたっぷりの生クリームに、フランス産マロンクリーム。ほんのりとラムが香るまさに大人の為のモンブランです。中がスポンジではなくメレンゲなのであまりお腹にたまる事なく、あっさりと食べられますね。甘さ控えめのメレンゲのおかげで洋栗の甘さが際立ちます!
「和栗のモンブラン」和三盆ロールにカスタード、和栗のペーストが使われたスタンダードなモンブランです。ほっくりとした和栗のペーストが先ほどの洋栗のペーストとは全く異なるので、食べ比べるのも楽しいですね!
「ヴィヨレ」ブルーベリーやカシス、ミュール(桑の実)など紫のフルーツを使ったムースショコラ。とっても柔らかく繊細で、甘酸っぱさの中に濃厚なチョコレートを感じます。大人っぽいビジュアルそのままに、ロゼのスパークリングワインと合わせても美味しそうです!
「ダコノワ」とても濃厚なチョコレートケーキ。ノワゼット(ヘーゼルナッツ)のダコワーズがサクサクで、ナッツとチョコの相性抜群です!濃厚なのにサクサク、ところによりパリッとしたチョコやクリーミーななめらかさが混ざり合う驚きの食感です。
食べる温度によって味わいが変わるという「ジョワ」は冷蔵庫から出したてをいただきました。想像以上にしっとりでひんやりなめらか!
フォークを入れると"シュワ"っと音が聞こえてきそうなほど軽いのに、まったりとしているからか食べ応えがあります。シンプルかつ上品な甘さで完成度の高いチョコレートケーキは、さすが店名を冠するだけありますね!
「産地直送の旬のフルーツや素材にこだわるのはもちろんの事、栄養たっぷりに育った質の良いタマゴなど厳選素材を使用しています。自信を持って美味しいと思えるケーキを作り、そして歓んでもらいたいです」とはオーナーの森本さん。
今回秋色に模様替えしたショーケースの中から、厳選のケーキをご紹介いただきました。繊細で上品なケーキは贈り物やパーティーなどにもピッタリですね。歓びの種をまき、ふわっと笑顔の花が咲く。共に笑顔になりたい大切な人たちの顔を思い浮かべながら執筆する、とても幸せな取材となりました。
詳細情報
- 店舗
- Patisserie Graine de joie(パティスリー グレーヌ・ド・ジョワ)
(姫路市元塩町121-1)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 火・水
- 問い合わせ
- 079-224-3305
- 駐車場
- 有り
- この記事の地域の天気情報