世界に唯一ここにしかない"パンのアレ"がお出迎え

ソフトなパンもハードなパンも揃う『じゃがぱん』へ行ってきました！　姫路市

姫路駅南口から外掘川沿いをゆったりと歩いたその先に新しいパン屋さんを発見しました。今年4月にオープンした「じゃがぱん」です。
よ～く目を凝らすと写ってます"パンのアレ"！
探してみてね♪
瀟洒なマンションの1階、元々はレストランだったそう。2年越しで偶然この場所に出会い念願だったお店をオープンさせたのはオーナーの岸本さんです。

パンを持ってパチリ★
仕事や家事、育児など日々忙しく働く女性の為のパン屋さんというコンセプトの同店。同じ女性目線で作られた店内は忙しい合間にゆったりとくつろげる工夫がいっぱい。
外を眺めてのんびり過ごしたい空間
例えばイートインスペースから眺めることが出来る景色。同店の近所には会社も多く、お昼休憩に来店される方も多いそう。そんな時、仕事から一度しっかりと離れて気分をリフレッシュ。パンとコーヒーを楽しみながら、広い空を眺めることが出来ます。
外のベンチも気持ちがよさそう
小さなお子様を連れて来店される方も。ちょっと椅子が高いかな？という心配はご無用。外にも開放的なベンチがありますよ。ちなみに朝仕込みをしていると、窓から朝焼けが見える事もあるそう。この場所にお店を構えて良かったと思える瞬間なのだとか。
お店に並ぶパンは毎日変わります
店内には岸本さんの地元姫路で多く見られるしっとりやわらかいソフト系パンと、パン作りに目覚めるきっかけとなった京都で出会ったハード系のパンが並びます。異なる2つの地で経験を積んだことから、ソフト系とハード系どちらのパンも取り入れた贅沢なラインナップが完成しました。
コロンとしたパンはやわらか＆もっちり
また同店のパンは限界まで水分を入れた"多加水パン"。ソフト系は翌日までやわらかい食感を残し、ハード系はクラストの歯ごたえはそのままに中はしっとりもっちりとしているのが特徴です。
ゆっくり紅茶やコーヒーを楽しめます
今回「レーズンカンパーニュ」をスライスしていただき、店名でもある「じゃがぱん」と加古川の寿コーヒーと一緒にいただきました。そうそう、「じゃがぱん」の"じゃが"はパンに入っているジャガイモの意味と、岸本さんのニックネームでもあるそうです。学生時代にジャガーと呼ばれていたんですって。岸本さんのほわんとした雰囲気から180°変化球のジャガー呼びにはびっくり！
「じゃがぱん」150円（税込）
全粒粉を加えた国産小麦で作られた「じゃがぱん」は、クスっと笑えるひょうきんな表情。無慈悲にもぱっくり割ると…ジャガイモが目で見てわかるほど。食べた時も十分ジャガイモを感じられました。朝食に並べたら朝から元気になれますね！
外はカリカリ、中は驚くほどもっちり！
カリッと焼けたクラストが抜群に美味しい「レーズンカンパーニュ」は、中はもっちもち。日本人の大好きな食感ですね。じっくり翌日まで寝かせたものにはクリームチーズをのせて食べてみました。レーズンの甘さとチーズの酸味が良く合います。
一晩寝かせたカンパーニュも絶品です
自家製酵母と国産小麦で作った「カンパーニュ」は、オープンサンドで。いつもの朝食が簡単にぐっとお洒落な雰囲気になりましたよ。
オープンサンドにしていただきました
噛むほどに甘みが感じられるパンなので、少し塩味のあるおかずや温かいスープと合わせても良いですね！
変わり種「メロンパン」200円（税込）
※シンプルな「メロンパン」は180円（税込）
本日の変わり種メロンパンは中にリンゴのフィリング入り。クッキー生地がザックザクでよい歯ごたえ！このザクザク感はまります！
「黒糖クリームパン」200円（税込）
「黒糖クリームパン」はたっぷりと入った黒糖クリームがぽってりむっちり。きめ細やかなパン生地とクリームのバランスが最高です。
「本気のジャムパン」200円（税込）
※取材時は北海道産プルーン使用
旬の果物で作った手作りジャムを使う「本気のジャムパン」、今日は北海道産プルーンでした。甘酸っぱいプルーンがゴロっと入って、ほっと一息おやつタイムにも食べたいジャムパンです。次はどんなジャムになるのかな？
「玄米パン」150円（税込）
「玄米パン」と「ズッキーニとベーコン withチーズ」は朝食にピッタリ。玄米たっぷり、お米の粒まで分かります。和風、洋風色々なおかずに合いますね！
「ズッキーニとベーコン withチーズ」210円（税込）
みずみずしいズッキーニはハードなパンと一緒に味わう事で、よりしゃくっとした食感を楽しめます！
「今日のピザ」250円（税込）
旬の野菜がたっぷりのった「今日のピザ」は、一日分の野菜が摂れてしまうほど。香り豊かなソースとシャッキリとした野菜を味わえる健康ピザです。
唯一無二の看板…格好良い！
実は訪問前から気になって仕方ないものがありました。これは絶対唯一無二、「じゃがぱん」にしかないマスターピース。食パンの袋などについているアレです。正式名称は"バッグ・クロージャー"というそう。大阪にある上手工作所さん製作の突き出し看板です。あまりにもカッコいい。シンプルだけど、味がある。まるで「じゃがぱん」のパンのよう。実物を見れて良かった！
この看板も上手工作所さん製作だそう
働く人のちょっとした癒しになりたいという想いで日々パン作りに励む岸本さん。いつ来ても楽しんでもらえるよう、毎日異なるパンを焼くそうです。美味しいパンを頬張りながら広い空を眺め、ポカーンと過ごす時間は最高に贅沢なのかも。近所にこんなパン屋さんがあったら幸せだなと思える寛ぎの空間でした。

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