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静かな陶器工房の喫茶室で季節のスイーツを味わう幸せ

陶器工房「Awabi ware」&「あわび喫茶室」訪問・実食レポ 淡路市

淡路島の淡路市大町にある「Awabi ware(あわびウェア)」は、島内外に多くのファンを持つ生活食器の工房&ギャラリーです。こちらに新たに「あわび喫茶室」がオープンしたと聞き、訪問しました。
Awabi wareギャラリー全景Awabi wareギャラリー全景
県道66線沿いを走ると大町小学校の向かい側、大町会館の隣の空き地に立つ黄色い看板が目に入ります。陶器工房&ギャラリー「Awabi ware」は、その間の細い道を少し下った先にあります。元診療所だった建物をリノベーションした、どこか懐かしい風情を持つ建物が、ショップ&ギャラリーです。近頃すぐ隣に工房の建物も新設されました。



診療所だった建物をリノベーション診療所だった建物をリノベーション
「Awabi ware」という生活食器は、洲本市出身の芸術家・岡本純一さんが考案し、この場所で製造・販売しています。ブランド自体は既に10年以上の歴史があります。“淡路の美”=「あわび」という意味を持つブランドネーム。「受け継ぐ器」をコンセプトに、淡路島で江戸後期から明治期に栄えた珉平焼(淡路焼)のスタイルに学び制作される器たちは、伝統的な形を現代の食卓に合うようにデザインしたシンプルで美しいフォルムと、バリエーション豊かな優しい色合いが特徴です。
Awabi wareを主催する岡本純一さんAwabi wareを主催する岡本純一さん
岡本さんは作品の展示にも力を入れており、北海道から九州まで月1~2回はどこかしらの展示会に出品しているとのこと。「未来に向けて続いていくものづくりを、これからも繋いでいきたい」と話します。
展示室に向かう通路展示室に向かう通路
通路で看板猫のシュガーちゃんに会いました通路で看板猫のシュガーちゃんに会いました
エントランスからギャラリー&ショップに至る通路にある手洗い場で、看板猫のシュガーちゃんに出会いました。とても人懐っこい女の子です。
静かな時間が流れるギャラリー&ショップ静かな時間が流れるギャラリー&ショップ
ずらりと棚に並ぶAwabi wareの器たちずらりと棚に並ぶAwabi wareの器たち
美しく使いやすいデザインの花瓶たちが並びます美しく使いやすいデザインの花瓶たちが並びます
Awabi wareを彩る色たちの見本Awabi wareを彩る色たちの見本
ギャラリー&ショップの中は静かで穏やかな空間。棚やテーブルに、様々な色や形のAwabi wareの食器たちが並んでいます。木製の床を踏む自分の足音だけが聞こえる空間で、ゆっくりじっくりと、これから100年使い繋いでいく食器を選ぶことができます。
あわび喫茶室のメニューあわび喫茶室のメニュー
こちらのギャラリーに今年の初めに開設されたのがカフェスペース「あわび喫茶室」。現在はカフェ「あわびとmawari」が、毎週土、日曜日と第1、3月曜日に開かれています。
自然光を大切にしたあわび喫茶室自然光を大切にしたあわび喫茶室
落ち着いた佇まいの喫茶室内落ち着いた佇まいの喫茶室内
これが「あわび喫茶室」の店内。自然光を大切にした照明で、窓の外には鮮やかな緑が広がります。木のテーブルに木の椅子。ほっと落ち着く空間です。喫茶室の向かいにある厨房で、先にオーダーと会計をするシステムになっています。
岡本さんと「mawari」の田中優さん岡本さんと「mawari」の田中優さん
ステキなインテリアの厨房で盛り付け中の田中さんステキなインテリアの厨房で盛り付け中の田中さん
「mawari」を運営する田中優さんは、穏やかで優しい雰囲気を持つ女性。看護師をしながらお菓子作りの勉強をし、その後神戸で修業。淡路島には2年余り前に移住し、現在は閉館したノマド村で約1年の間週末カフェを開いていました。その頃からAwabi wareの食器が大好きで、ケーキ皿に使用していたそうです。「あわび喫茶室」での営業は今年の3月からスタートし、月替わりのスイーツ3種とドリンク類を提供しています。
「ぶどうのロールケーキ」550円(税込)※期間限定、現在は提供終了、画像提供: mawari「ぶどうのロールケーキ」550円(税込)※期間限定、現在は提供終了、画像提供: mawari
記者がお邪魔した9月初めは、夏と秋の端境期のメニューでした。まず頂いたのが「ぶどうのロールケーキ」。ロールケーキはmawariの定番。あわび喫茶室でも毎月1品用意されます。

吟味された国産小麦粉を使って焼き上げられたスポンジは、クリームと一緒に口の中でとろける感触です。ぶどうは淡路島産のピオーネが皮ごと使われていて、柔らかな甘みがクリームとよく合います。全体的に控えめ過ぎず、かつ優しい甘さ。とても幸せな気分になります。
「桃の冷たいデザート」750円(税込)※期間限定、現在は提供終了、 画像提供: mawari「桃の冷たいデザート」750円(税込)※期間限定、現在は提供終了、 画像提供: mawari
こちらは「桃の冷たいデザート」。三角のシナモンクッキー、メレンゲスティックと大きくカットされた桃の下に、三層になったベースがとても綺麗。宝物のような一品です。

1番目の層は、甘くないジャスミンティーゼリー。上にかかったヨーグルトソースの酸味とよく合います。2層目はほんのりと甘くてクリーミーなココナツムース。そして3層目は桃の香りと甘酸っぱさが活きる桃ソース。これらが三つ重なると、すごく不思議な感覚。フルーツの爽やかな酸味と甘さが、最後に口に残ります。

田中さんはコーヒーにもこだわっていて、洲本市内の専門家にオリジナルの焙煎を依頼しています。こちらのブレンドコーヒーは、酸味が控えめで爽やかな苦みが特徴。お菓子の繊細な味を壊さず、飲みやすい印象です。
「いちじくとくるみのクグロフ」550円(税込)※期間限定、現在は提供終了、画像提供:mawari「いちじくとくるみのクグロフ」550円(税込)※期間限定、現在は提供終了、画像提供:mawari
このときは、試食した2品以外にも「いちじくとくるみのクグロフ」が提供されていました。淡路島のいちじくをたっぷり使ったパウンドケーキ生地をクグロフ型で焼き上げて、クリームチーズクリームを添えた1品です。ここで紹介したメニューは既に9月半ばで終了。10月からはまた新しい季節のスイーツが食べられます。

「美味しいものを食べたり、好きなものを見たりして、温かい心が回っていく中で、自分の“まん中”を知って、いつでもそこに戻れるように」という想いが、自身のカフェ「mawari」のコンセプトであると田中さんは話します。



お気に入りの場所で休むシュガーちゃんお気に入りの場所で休むシュガーちゃん
この建物には、展示会やSNS、雑誌等でAwabi wareを知った人や息の長いファンたちが、多く訪れます。またあわび喫茶室ではカフェ以外にも、地域とのつながりを大切にした「あわび民藝バル」と題した食事会など多彩な催しが行われます。“ものづくり”や“暮らし”をキーワードに人々が集う「Awabi ware」の工房&ギャラリー。とても幸福な場所だと、今回の取材であらためて実感しました。

写真

詳細情報

場所
Awabi ware工房&ギャラリー
(淡路市大町上507-1)
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開店時間
●Awabi ware工房&ギャラリー
10:00〜17:00
定休日:年末年始

●あわび喫茶室
毎週土、日曜日と第1、第3月曜日
12:00〜17:00
問い合わせ
mail: shop@awabiware.net
Tel: 0799-70-6719(10:00〜17:00)

Kiss PRESS編集部:児島

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