お昼はカレー、夜はフリット！？ふたつの顔をもつ明石の新店舗

創作スパイスカレー「Spicecurry Liberta」創作イタリアン「AZUFRITTO」に行ってきた！　明石市

同じ場所・同じシェフでも、お昼は創作スパイスカレーのお店、夜は創作イタリアンという不思議な業態に惹かれて、新しく明石にオープンした「Spicecurry Liberta（スパイシーリベルタ）」と「AZUFRITTO（アズフリット）」に行ってきました！

明石駅から徒歩6分、おしゃれな飲食店が並び盛り上がりを見せるエリアに店を構えるこちらのお店。新在家（神戸市灘区）の居酒屋にて間借り営業し、カレー好きには有名なスパイスカレー専門店をしていたシェフが、かつて修行したイタリアンでの経験を活かしオープンしたこの2つのお店。今回はどちらのメニューもいただきました！
ラム肉のラグーカレー 明石海苔のソース ペコリーノチーズかけ　1,200円（税込）
お昼の「Spicecurry Liberta」は1～3週間ごとに変わるカレーが楽しめます。この日のカレーは「ラム肉のラグーカレー 明石海苔のソース ペコリーノチーズかけ」。香味野菜やワインとともに、ラム肉を長時間煮込んだカレーソースに、羊のミルクから作られたペコリーノチーズと明石産の海苔をトッピング。マッシュルームのスライスと、神戸市西区の有機レモンを使用したアチャールが添えられています。

数種類のスパイスをローストし香りを引き立てた優しい甘さのカレーソースと、ほろりとほぐれるラム肉は相性抜群。一瞬「カレーに海苔？」と驚きましたが、意外にもふんわりと香る海苔がマッチ。さらにペコリーノチーズがまろやかさを加えています。さわやかな酸味とレモンピールのほのかな苦みが心地いいレモンのアチャールを合わせて食べると、また違った印象に変身しました。たくさんの素材の旨味が合わさった複雑な味わいに、匙を持つ手が止まりません！
レモンのアチャール。アチャールとはカレーにも添えられる南アジアの漬物。
一皿で様々な味を楽しめるスリランカカレーに着想を得て、「一皿完結」をテーマにカレーを作っているシェフ。カレーの内容は定期的に変わり、たとえ同じ種類のカレーでも毎回ブラッシュアップをするため、その度に違った味わいに出会えるのも魅力です。中にはオープンして2週間で10回も食べに来る人もいるほどハマるひとが続出中なのだとか！

夜の業態「AZUFRITTO」ではフリットとナチュラルワインをメインに、創作イタリアン料理をアラカルトで提供しています。「明石の前もん」と言われる明石でとれた魚介類や、兵庫県産の肉、自らの畑で収穫した野菜などを使用したメニューを楽しむことができるそう。今回はおすすめのナチュラルワインとともにフリット兵庫県篠山の「丹波鹿のメンチカツ」をいただきました。
丹波鹿のメンチカツ　880円（税込）
狩りの仕方や絞め方、熟成までこだわり一貫して行う丹波の食肉処理施設「カーリマン」の鹿肉を使ったメンチカツは絶品。カリッと頬張ると鹿肉の濃厚な旨味がじゅわっと広がります！マルサラ酒を使用した甘酸っぱいソースがより鹿肉の味を引き立てています。
グラスワイン　750円～
こちらはお店の名前の入ったスペシャルな一本なのだとか
酸化防止剤をなるべく使用せず、すっきりとした味わいで体への負担も少ないと言われる「ナチュラルワイン」の魅力にハマったシェフが取り揃えるワインは、まだ明石では貴重なものばかり。特に注目しているというオーストリアの「Martin&Anna Arndorfer」のロゼワインは高品質のブドウと特別な樽を使用。すっきりとしたフレッシュな酸味が、濃厚な旨味のメンチカツにぴったりです！

「ワイン一杯からでもご気軽にご利用ください」と笑顔で語るシェフ。他にも様々なナチュラルワインを取り揃えているので、シェフと会話しながら好みの一杯を見つけるのも楽しそうですね。ワインとフリットのペアリングを体験できる「ちょい飲みセット」も提供予定です。もちろんお昼は「Spicecurry Liberta」のカレーとのペアリングも楽しめますよ！

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