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毎年行列ができるかき氷!人気の秘訣は“一氷懸命”の精神にアリ
『珈専舎たんぽぽ』のかき氷を食べにいってきました! 神戸市西区
神戸市西区にある自家焙煎の珈琲工房『珈専舎たんぽぽ』で、期間限定のかき氷が始まりました!
毎年お店の外に行列ができるほど人気のかき氷メニューを取材してきましたよ。今年からウェイティングシステムが変更になったので、その詳細も併せてリポートします。
お店は西神中央駅から北へ車で10分、旧国道175号線沿いにあります。神姫バスだと「山西駅」降りてすぐなので便利ですよ。周りを田んぼに囲まれたのどかな地、ここに全国各地から“かき氷ガチ勢”が集まると言うから驚きですよね。
1974年、ドライブイン喫茶としてオープンした『たんぽぽ』。現在は2代目社長である穴田真規さんを中心に、“自家焙煎のスペシャリティコーヒーが楽しめる珈琲工房”として親しまれています。かき氷が登場したのは今から10年前のこと。子どもから大人までみんなが楽しめる「コーヒー氷」を提供したのが始まりなんだとか。
取材に伺った2022年5月下旬現在、かき氷のメニューは「生いちご氷」「生いちごエスプーマ氷」「生いちごスペシャル氷」の3種類。今回は「生いちごスペシャル氷」を頂くことにしました。西区・神出産の朝どれいちごをふんだんに使用し、自家製いちごソースとエスプーマをかけた贅沢な逸品です!
かき氷と併せてホットコーヒーもオーダーしました。穴田さんにお勧めを聞いて、お店で1番人気の「たんぽぽブレンド」を選んでみましたよ。さぁメニューが揃ったところで、いざ実食!
改めて、インパクトあるビジュアルが目を惹きますよね。穴田さんによると「かき氷1杯につき、1パック近くのいちごを使っているんじゃないかな」との事!この時期のいちごは少し甘酸っぱいのが特徴です。それに合わせてソースの味も日々微調整しながら作っているんだとか。
温度管理に徹底して削られた氷は、きめ細やかでふわふわの食感。この氷がバニラアイスや練乳とよく絡んで美味しい!甘酸っぱいいちごとの相性抜群です。
穴田さんは地元農家さんとの繋がりを大切にしており、生産者の顔が見える、継続的に提供できる素材をメニューに使用することにこだわっています。お客さんからの「美味しい」の声は、お店と農家さんの原動力となり、地域活性化にも繋がっているそうですよ。西区の気候が生み出す自然の恵みと地産地消の取り組みが素敵ですね。
お好みでオリジナルソースをかけても美味しい!甜菜糖と黒糖をベースに作られた秘伝のソースを足すと、甘みが増して“味変”を楽しむことができますよ。
かき氷とコーヒーの相性も抜群です。冷たいスイーツとホットドリンクの“温度差ギャップ”って堪りませんよね。『たんぽぽブレンド』は“お客さんの好みのど真ん中”を想定して作られた王道の味。ぜひかき氷と併せてオーダーしてみてくださいね。
6月からは「とりちゃんいちご氷」や「かふぇコアラ氷」などお子様から人気のキャラクターかき氷が登場!動物モチーフのユニークなメニューは、スタッフのみなさんのアイデアで生まれたもの。「自分達が楽しむことで、みなさんにも楽しい気持ちになってもらえたら」という“一氷懸命(いっひょうけんめい)”な想いが込められています。
お店には東は宮城、西は鳥取と全国各地からお客さんが訪れるんだとか。「話題のかき氷が食べられてよかった。次はどんなメニューが出るの!?」と皆さん口を揃えて仰るそうですよ。夏には西区産のいちじくを使用した「いちじく氷」、秋には旬の「ぶどう氷」が登場し、10月頃まで様々なかき氷メニューを楽しむことができますよ。
『たんぽぽ』では、この春から「Airウェイト」システムを導入!スマホから順番情報をリアルタイムで確認できるようになりました。かき氷の提供は11時から、10時15分頃から店頭のiPadにてウェイティング受付開始です。スマホを持っていない方は、店頭の案内板から情報を確認できるのでご安心を。詳細はお店の公式ホームページ、または公式インスタグラムを確認してくださいね。
取材中、何度も「来てくれてありがとう」と声をかけてくださった穴田さんご夫妻。その温かい笑顔に会いに、筆者もまたお店に足を運びたいと思います。
詳細情報
- 場所
- 珈専舎たんぽぽ
(神戸市西区神出町608-4)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 8:30〜16:30
※かき氷の提供は11:00〜
※Airウェイト受付開始は10:15頃〜
※詳細はこちらから - 定休日
- 毎週日曜日、祝日(祝日も営業の場合あり)
- 駐車場
- あり(30台)
- TEL
- 078-965-2131