曜日ごとに色々な個性のお店に！取材日は"大人の絵本カフェ"

Share Cafe 木曜日のお店『山道café』に行ってきました　宝塚市

曜日ごとに毎日色々なお店に変わる「Share Cafe」という楽しそうなお店があると聞き、興味津々で早速取材に行ってきました。


場所は阪急「宝塚駅」から歩いてすぐの「花のみち」の入り口。緑色のテントが目印です。


取材に行かせてもらったのは木曜日のお昼。"大人の絵本カフェ"『山道café』さんの日でした。

「Share Cafe」を運営するのは宝塚NPOセンター。これから宝塚で飲食業を始めようとする方のチャレンジの場として、また地域の方々の交流の場として宝塚の活性化と賑わいを作ることを目的として始められました。

昼の部と夜の部に分けられており、現在12オーナーさんによるカフェやサロン等が出店。チャレンジの場というだけあって、どのお店もオーナーさんの"やりたいこと"や"こだわり"が全面に表現された個性的で楽しそうなお店ばかりです。

最長で2年間という期限の中で様々な方がチャレンジをされているのですが、過去にはここからステップアップして開業し、宝塚の人気店となっているお店もあるそうです。

取材させてもらった"大人の絵本カフェ"もオーナーの岩崎さんの絵本愛からのこだわりや世界観が表現された素敵な空間でした。

人生の山道を登っている途中、忙しい日々の中で忘れかけてしまいそうになっている大切なことを、絵本を読むことで思い出してほしい。寄り道してほっと一息つけるような場所にしたいとの思いから『山道café』と名付けられたこのお店。店内には毎回オーナーがチョイスするという絵本がたくさん置かれていました。
オーナーの岩崎さん。「星の王子様」が表紙の古いノートが出てきたことが再び絵本に目覚め、絵本カフェを始めようと思ったきっかけらしいです。
そして『山道café』のランチは、オーナー自作の絵本「山のレストラン」に出てくるメニューが再現されていました。注文してから料理を待っている間に「山のレストラン」を読んだのですが、気分がワクワクしてきました。こういうのって楽しいですよね。
ランチセット 1,000円（税込）
「マッシュルームのスープ」とジューシーなお肉とキノコのハンバーガー。山の素材で作られたメニューは優しい味で美味しかったです。
ティーセット 500円（税込）
食後に栗とブルーベリージャムの添えられたクッキーとぶどうジュースのティーセットも注文。この日筆者の心が一番動かされた絵本「おしいれのぼうけん」を読みながら少しまったりタイム。実はこの本は娘が小さい時に全部暗記するほど好きだったもの。

読んでいると懐かしさと”あの頃”を思い出したりで胸がぽかぽかしてきて、何だか心が洗われたような温かい気持ちに。まったりとしたとても素敵な時間を満喫させてもらえました。

「Share Cafe」にはこの他にも"季節の練り切りと煎茶のカフェ"や"スムージー＆ランチのお店"、"フラワーカップケーキのお店"など、個性的なお店がいっぱいです。事前に調べてから行くのも良いですが、ふらっと立ち寄ってみてその時のお店を楽しむというのもおもしろいかも。筆者もぜひ他のお店にも行ってみたいと思います。

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