子どもが全力で遊べる“ちるみゅー”

篠山チルドレンズミュージアムがオープン　丹波篠山市

子どもたちの遊びに特化した篠山チルドレンズミュージアム（丹波篠山市）が3月5日、シーズンオープンを迎えます。開館日は3月から12月の土・日・祝と、夏休み期間中の水・木・金曜日のみ。

“ちるみゅー”の愛称で親しまれる同館は、子どもたちを中心に家族で楽しんでもらうことを基本とした施設。丹波篠山ののびのびとした環境のなか、学校統合で閉鎖された旧多紀中学校を活用して2001年にオープンし、昨年開館20周年を迎えました。



地元の木材を使った木のおもちゃが一堂に会する「ちるみゅー城」や、昭和時代のおもちゃを体験できる「子ども横丁」、100種類のぬりえや工作ができる「くるくるグラフィティ」など、館内に用意された遊びは多種多様。

自然・食・仕事といったテーマごとに多彩な体験を満喫できるワークショップも実施されており、子どもたちの驚きや感動を大切にする「ファシリテーター」が、子どもと共に遊びながら学びのきっかけ作りを目指します。

そのほか、里山に囲まれた屋外では、生き物に触れたり大きなシャボン玉をつくれる体験型遊具も用意されるなど、身体を動かす遊びも充実しています。さわってあそべる「ハンズオン展示」は基本的に無料となっており、ワークショップやスタンプラリーなどのゲームは有料。一部プログラムは事前予約が必要ですので、ご注意を。

〈記者のひとこと〉
子どもたちが気になるものを見つけては自由に遊べるのが同館の魅力。限定プログラムにはプロ人形劇団による人形劇や、田んぼでの泥遊びなどもあって、静かに過ごすことが好きな子も活発な子も、それぞれが夢中になれる遊びを見つけられそう。行くたびに、次は何しようかと考えるワクワクがありますね。

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