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旅の感覚、旅への思いをテーマに選定した収蔵作品を展示
兵庫県立美術館 2022年コレクション展Ⅰ「た・び・て・ん」神戸市中央区
兵庫県立美術館(神戸市中央区)で1月22日より『2022年コレクション展Ⅰ「た・び・て・ん」』が開催されます。
新井完《御手洗風景》 1923年 兵庫県立美術館蔵
兵庫県立美術館では、前身の兵庫県立近代美術館(1970年開館)から作品収集活動を続け、現在10,000点以上の作品を収蔵。今年は1年を2期にわけ、それぞれテーマを設けて展示すると同時に、8室ある展示室の1室を使用して小企画展を開催します。
詫摩昭人《逃走の線1》2004 年 兵庫県立美術館蔵
「2022年コレクション展Ⅰ」では、「た・び・て・ん」と題して全体を構成し、常設展示室2とその前後の常設展示室1と3の一部を小企画「生誕100年 元永定正展」にあてています。この小企画展についても、「旅」から派生して、作者の「移動」すなわち制作地の変化と作品の関係を問うものとし、全体とのゆるやかなつながりをもたせています。
林勇気《another world -alternative》2017年 静岡市美術館での展示(撮影:木奥惠三)
また、彫刻を主に展示する常設展示室5、小磯良平記念室および金山平三記念室でも「た・び・て・ん」にちなんだ作品が展示されます。担当者は「自由に外に出ていく時間が少ない日々が続きました。そこで、美術館で「旅」の気分を味わってはどうかと考えました。我々には、美術館がある、美術がある、作品があるということで、作品とともに、あるいは作品の中へと旅に出たいと思います」とコメントしています。
歌川国員《浪花百景 三大橋》 兵庫県立美術館蔵
詳細情報
- 期間
- 2022年1月22日(土)〜7月3日(日)
※4月11日(月)〜22日(金)は休室し、一部展示替を実施 - 場所
- 兵庫県立美術館
(神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1-1)
GoogleMapで探す - 開館時間
- 10:00〜18:00(最終入場17:30)
- 休館日
- 毎週月曜日
※ただし3月21日(月)は開館、翌22日(火)は休館 - 観覧料
- 一般500円、大学生400円
70歳以上250円、高校生以下無料
障がい者100円(障がい者1名につき、介護者1名無料)
※特別展とのセット料金あり
※毎月第2日曜日(2月13日、3月13日、4月10日、5月8日、6月12日)は公益財団法人伊藤文化財団の協賛により無料