和菓子より洋菓子派！な人にこそ食べてほしい新感覚の最中

チーズと最中の「三福而今（さんぷくにこん）」実食レポ　西宮市

阪急苦楽園口駅（西宮市）から徒歩5分のところに、昨年12月19日「三福而今（さんぷくにこん）」がオープン！“新感覚で新食感の最中”というキャッチフレーズが気になって取材に行ってきました。

同店は、たまごスイーツ専門店「本巢ヱ（もとすえ）」の新ブランドでその隣に店を構えます。このあたり夙川～苦楽園口にかけておいしいグルメが集中しているので、訪れるたびにワクワクしちゃうエリアです。
チーズテリーヌ最中セット（税込480円）
はじめて購入するときは、イートイン（味見処）がおすすめ。同店の看板商品2種類のチーズテリーヌ最中を食べ比べることができます。手前は酒粕チーズテリーヌ最中、奥はブルーチーズテリーヌ最中です。最中は時間が経つとしなっとしてしまうので、できるだけ早めに味わうのが重要なポイント！
手前が「酒粕チーズ」奥が「ブルーチーズ」のテリーヌ最中です
まずは酒粕チーズテリーヌ最中からいただきます。一口かじるとサクッとした小気味良い音が響き“最中ってこんなに音が鳴るんだ”とびっくりしました。中には自家製の小豆やクリームチーズ、酒粕をブレンドしてテリーヌに。まるでチーズケーキのような上品で甘い風味が口いっぱいに広がります。最中もテリーヌも負けず劣らず、和と洋のバランスがちょうどいい！和菓子が苦手な人もぜひ1度食べてほしい一品です。

続いて奥のブルーチーズテリーヌ最中を。ブルーチーズと聞くと“臭みが強くて食べにくいのでは？”という印象でしたが、こちらの最中はそうではありませんでした。ブルーチーズとレーズン、くるみが入って、北海道産クリームチーズとイタリア産ゴルゴンゾーラチーズの強すぎず弱すぎない味がやみつきになります。レーズンやくるみの存在を生かすため、切り方や大きさなどもミリ単位で調整しながら完成させたとか。

日本茶は、緑茶・静岡茶・玄米茶・自家焙煎茶・（小学生以下のお子さまはオレンジジュース可）から選択可能。チーズテリーヌ最中がこってりとしているので、さっぱりとした緑茶や静岡茶がおすすめです。

湯のみ約3杯分たっぷり楽しめます。これだけ至れり尽くせり満足感が味わえて、500円でお釣りがくるのはコスパ◎です。訪れたお客さんからも「はじめて食べる味にびっくりした～！」「試しに自分だけ食べるつもりだったけど、美味しかったから家族にも買って帰るわ」なんて言ってもらえるみたい。

イートインはこちらのテーブル席で。友だちとのお茶会はもちろん、家事や仕事の合間など時間があいたときにふらっとひとりでも入りやすい！

テイクアウト利用時は、レジカウンターが混みあっているときや、店員さんが商品を準備し終わるまでこちらに腰かけて待ってくださいね。

持ち帰り用の最中。オンラインショップでは即完売の商品が、店頭では在庫が確保されています。最中のたね（皮）は七十有余年、三代に渡り手づくりにこだわってきた最中職人が丁寧に仕上げられているようです。チーズテリーヌ最中の形も特注で1枚1枚手焼き。その年の出来の良い国内産餅米と良質な水だけで仕上げた不純物ゼロの最中のたね（皮）を使用しているため、芳ばしい香りとサクッとした口溶けが楽しめます。

持ち帰り用もテリーヌが2種類そろいます。たっぷり入ったテリーヌは最中に好きなだけ挟んで堪能し、それでも余ってしまった場合は食パンにつけてトーストにしても絶品だそう！「ご近所さんみんなに配るからちょうだい」と買っていく奥様もいるみたい。たしかに自分が見つけた珍しくておいしい食べ物は、みんなにすすめたくなりますよね。

ちょうど取材が終わった頃に、隣に店を構える「本巢ヱ（もとすえ）」の濃厚たまごパンの焼きあがり時間になりました。“これは運命！買うしかない”と自分を甘やかしてこちらも購入。時間になると徐々にお客さんが増えはじめます。
系列店「本巢ヱ（もとすえ）」の濃厚たまごパン（税込680円）、ミニ（税込540円）
「濃厚たまごパン」と「濃厚たまごぱんミニ」がショーケースに並びます。昔ながらの餌、昔ながらの育て方にこだわった岡養鶏場の丹波のこだわりたまごを使用。遺伝子組み換え飼料は一切使わず安全、安心を第一にたまご本来の濃厚な味が楽しめます。
大人数家族や贈り物にはこちらもおすすめ！
日持ちは3日。おすすめの食べ方が何通りかあるようで、少しずつカットしながらいろいろと試してみました。レンジで数十秒温めてまずはなにもつけずにそのまま、ふわっととろっとした卵の濃厚な風味が口の中に広がります。そして、付属の黒蜜をかけて濃厚な味わいを堪能！最後にフライパンでバター焼きにして、フレンチトースト風に外はサクッと中はとろ～りな食感で味わいました。1個のたまごパンで3度もおいしさを感じられて幸せなおやつタイムです。
練乳クリームや旬のフルーツを挟んだたまごパンもあります
「三福而今（さんぷくにこん）」では現在冬のかき氷セットを開発中だとか！？どんなふうに仕上がるのか、こちらも待ち遠しいですね。同店の最中は“和菓子より洋菓子派！”な人にこそ食べてほしい新感覚で新食感のスイーツです。

詳細情報