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食事を引き立てる灘五郷の日本酒とのペアリングを楽しんで

全26蔵の日本酒が堪能できる「灘五郷酒所」今春オープン 体験レポ 神戸市東灘区

日本一の日本酒生産量を誇る「灘五郷」の日本酒の歴史や伝統文化、魅力を発信する「灘五郷酒所」が今春オープンします。先日の内覧会に行ってきたのでレポートします!
全26蔵の日本酒が堪能できる「灘五郷酒所」今春オープン 体験レポ 神戸市東灘区 [画像]
場所は500余年の歴史を誇る剣菱酒造株式会社の元酒蔵(神戸市東灘区)。剣菱酒造の酒蔵は、平洋戦争の空襲により蔵が燃え落ち、昭和24年に元々は味噌蔵だった蔵で戦後初の剣菱酒造の醸造を開始した後も、平成7年には阪神・淡路大震災に見舞われ倒壊、平成9年に再興を果たし令和元年4月まで醸造を続けてきました。さまざまな想いや歴史を刻んできた酒蔵が、全26蔵の魅力を発信する場所に生まれ変わります。
全26蔵の日本酒が堪能できる「灘五郷酒所」今春オープン 体験レポ 神戸市東灘区 [画像]
各社の酒樽が存在感たっぷりの外観。日本酒を注ぐように動くとっくりのネオンサインが可愛い!
全26蔵の日本酒が堪能できる「灘五郷酒所」今春オープン 体験レポ 神戸市東灘区 [画像]
しめ縄をくぐった先に広がる神社の境内を連想させる店内に入ると天井に吊るされたフラッグが目に入ります。これは、西宮市在住のアーティスト松本尚さんが八百万(やおよろず)の神々をイメージして描いた作品。色彩豊かで優しいタッチの作品が心落ち着く空間を彩ります。そして入り口から奥まで続く全長約50mの世界最大級のコの字カウンターも印象的。(ギネス世界記録申請中だとか!)
灘五郷酒所セット 灘五郷酒所セット
灘五郷酒所では、全26蔵の日本酒を飲み比べできるだけでなく、剣菱の日本酒を潤沢に活用した料理も一緒に堪能できます。今回は「灘五郷酒所セット」をいただきました。西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷からおすすめのお酒と、そのお酒とのペアリングが楽しめる料理が並んでいます。トレーは麹造りの工程で使われていた麹蓋を活用し、フラッグを手がけた松本さんがオリジナルアートを描いたものです。
島中さんのちぢみホウレンソウの棒寿司、剣菱の日本酒を潤沢に使った朝獲りのマイワシと完熟梅のショウガ煮 島中さんのちぢみホウレンソウの棒寿司、剣菱の日本酒を潤沢に使った朝獲りのマイワシと完熟梅のショウガ煮
料理は、新鮮で自然な素材を活かした料理を提供する人気店 「amasora」の池尻彩子さんが監修。地元の食材を活かし、旬・発酵・相性・地元をテーマに献立を考えます。
栄養豊富な神戸の海で朝獲りした新鮮なマイワシとういきょうのなめろう、神戸の海で朝獲りした新鮮なマイワシのフライ 栄養豊富な神戸の海で朝獲りした新鮮なマイワシとういきょうのなめろう、神戸の海で朝獲りした新鮮なマイワシのフライ
この日提供されたのは、「島中さんのちぢみホウレンソウの棒寿司」や「マイワシと完熟梅のショウガ煮」、「マイワシとういきょうのなめろう」、「イワシのフライ」。棒寿司は今津郷の日本酒、なめろうは魚崎郷の日本酒など、それぞれどのお酒に合うかも教えていただきながら堪能しました。
剣菱の日本酒を潤沢に使用した“神戸牛のすじ肉”と地元のおかげ豆腐との肉豆腐 剣菱の日本酒を潤沢に使用した“神戸牛のすじ肉”と地元のおかげ豆腐との肉豆腐
“灘五郷の日本酒は食事を引き立てる日本酒”と言われるだけあって、この土地で育った旬の素材を活かした料理を存分に味わうことができます。そのおいしさを噛み締めるように料理やお酒をちびちび味わう…なんとも至福のひと時ですね。
全26蔵の日本酒が堪能できる「灘五郷酒所」今春オープン 体験レポ 神戸市東灘区 [画像]
提供されるお酒や料理はその時期によって異なるそうなので、季節を変えてなど何度も訪れたくなります。飲んだことのないお酒が楽しめたり、飲んだことのあるお酒も他のお酒と飲み比べることで発見できることがあったりと日本酒を存分に堪能できますよ。
全26蔵の日本酒が堪能できる「灘五郷酒所」今春オープン 体験レポ 神戸市東灘区 [画像]
お店の奥、日本酒瓶が並ぶショーケースの横は壁がくり抜かれており、ずらりと並ぶ貯蔵タンクがお目見え。カラフルな照明でランダムに照らされ幻想的な空間となっていました。
酒蔵の名前が記載された木札は酒樽を再利用 酒蔵の名前が記載された木札は酒樽を再利用
灘五郷酒所では、日本酒や料理の提供だけでなく、灘五郷と日本酒の歴史や伝統文化などが語られる各蔵の代表によるセミナーなども定期的に開催予定。※1月29日と30日に行われるプレオープニングイベントは満員。
全26蔵の日本酒が堪能できる「灘五郷酒所」今春オープン 体験レポ 神戸市東灘区 [画像]

<灘五郷とは・・・>
ミネラル豊富で良質な「宮水」(六甲山の湧水)、日本酒作りに最適な酒米「山田錦」、蒸米を冷ます冷たく乾燥した風「六 甲おろし」と、日本酒造りに重要な「水」「米」「風」に恵まれた土地として知られ、昔から酒造りが盛んな場所です。さらに沿岸部に位置する灘五郷は、江戸へ「樽廻船」で運ぶ海路での輸送体制を整えることで大きく飛躍。輸送中に樽の杉香が清酒に移り、熟成されることによって酒質も向上したため「灘の酒」は江戸での人気を得て、江戸後期には江戸の酒の需要の8割を供給したと言われるほどになったのだそう。

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詳細情報

オープン
2022年春オープン予定
場所
灘五郷酒所
(神戸市東灘区御影本町3-11-2)
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※阪神電車 御影駅より徒歩で約10分

Kiss PRESS編集部:松田

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