廃棄ロスを削減＋エシカルコインでお得に＋社会的弱者への支援

神戸の老舗ベーカリー「ケルン」 新しい販売システム「ツナグパン」をスタート

神戸の老舗ベーカリー「ケルン」は12月20日から全店で食品廃棄ロスを削減する経済循環型のパンの新しい販売システム「ツナグパン」をスタート。
ツナグパン（イメージ）
「廃棄されるパンが売れることで、環境問題や社会問題の解決に連鎖的につながるシンプルな仕組みを作りたい」という想いから生まれたこの販売システムは、消費者が売れ残ったパンを購入することで、フードロス削減と同時に社会的弱者への支援が可能となる仕組みです。

売れ残ったパンの中から食中毒リスクが低く傷みにくいパンを10〜20個（予定）アソートし、製造翌日に販売。“ツナグパン”購入者にはケルン全店で使える木製の「エシカルコイン」（100円相当）がプレゼントされ、この「エシカルコイン」を使ってケルングループ全店でパンを購入することができます。

また、このエシカルコインは支援先の福祉施設を介して、支援対象の方にも毎月プレゼントされるそう。ツナグパン購入者は、フードロスの削減に貢献しながら、支援先福祉施設の支援対象者自身にエシカルコインを使用した消費行動を促すことで、社会的自立を応援できるということになります。アソートになるので購入当日に食べ切れない場合は冷凍保存すると良いそうですよ。

今後、エシカルコインが使えるワークショップや教室、マルシェなども開催予定。

詳細情報