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薄暗くて少し怖かったトンネルが地元民の手でカラフルに
尼崎・琴浦通り高架下のトンネルに壁画アートを実施
尼崎市の大庄第62号線、琴浦通り高架下のトンネルが12月中旬、地元民の手によって生まれ変わりました。
高さ約2m、長さ約10mの小さなトンネルは薄暗く、夕方になると不安という声が中学生や地元民からあがっていたそう。
そして今回、大庄中学校美術部の生徒らの協力を得て壁画を描くことになりました。
地元の大工さんやガラス屋さんなど地域住民が3日をかけて壁の洗浄や下塗りをし、関西ペイント株式会社からペンキの提供を受け、多くの人の協力を得て小さなトンネルが生まれ変わりました。
四季をイメージしたカラフルな空間に。作業中も近隣の方が見に来てくれたり、小さいお子さんがお手伝いしてくれたり、現場は和気あいあいとした雰囲気だったそう。
市の担当者は「元のトンネルの壁がボロボロだったため、まずは描ける状態にするため、地域住民の方が3日間かけてモルタルで平らにして洗浄、白ペンキで下塗りをしてくれました。使い捨てかなと思っていた刷毛やプラ容器などを、中学生が『SDGsだ!』と寒い中一生懸命洗ってくれてたのも印象的でした。実際に作業したみんなが予想以上の出来に満足しており、住民の方々にも大好評!作業中から『きれいになったね』『明るくなった』とたくさんお声掛けいただき、完成してからも色んな方が『評判いいよ!』と教えてくれます」とコメント。
参加した中学生は「最初はできるかなと心配だったけど、みんなで協力してできてよかった」「楽しかった!」「通りがかりの人が応援してくれて嬉しかった」などと話していたそうです。
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詳細情報
- 場所
- 琴浦通り高架下のトンネル
(尼崎市大庄西町1丁目と2丁目の間付近)
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